2019年2月4日月曜日

節分・立春


 今日は2月4日立春です。立春の前日が節分で、我が家も夕食に恵方巻を食べました。2019年今年の恵方巻の方角は、東北東とのことで、頭を使いながら恵方巻をかぶりました。4時前にスーパーへ行ったのですが、恵方巻を買う人で賑わっていました。いろんな恵方巻があるので驚きましたが、私たちはシンプルなものを買いました。八福恵方巻という名で、穴子、海老、玉子、椎茸、干瓢、菜の花おひたし、胡瓜、桜おぼろが巻かれています。八福とは少し欲張りでした。豆まきはしませんでした。「鬼は外、福は内」と心の中でつぶやきながら、豆を少し食べました。

 

お寿司屋さんの店頭にも行列ができていました。子どもの時には、父がひいらぎと焼いた鰯の頭を串にさして、表玄関と裏出口に飾っていました。夜には父が豆をまき、皆が歳の数だけ豆を食べて節分の行事は終わります。今でも昔ながらの慣習をされているお家があるのでしょうか。疑問です。
 暦の上では春になりました。毎年のことですが、立春を迎えると「春は名のみの風の寒さや」を口ずさむ私です。「早春賦」は1913年(大正2年)に発表された唱歌です。日本の歌百選に選ばれています。この時期にぴったりの歌です。

「早春賦」
     春は名のみの風の寒さや
     谷の鶯歌は思えど
     時にあらずと声も立てず
     時にあらずと声も立てず

     氷解け去り葦は角ぐむ
     さては時ぞと思うあやにく
     今日も昨日も雪の空
     今日も昨日も雪の空

     春と聞かねば知らでありしを
     聞けば急かるる胸の思いを
     いかにせよとのこの頃か
     いかにせよとのこの頃か

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