ふるさとを離れてほぼ半世紀、知っているようで知らないふるさとについて今さらながら驚いています。先日ポアロが喫茶店で読んだ雑誌に載っていたそうですが、「寝観音知ってる?」と聞かれて、初耳の私は驚きました。三重の家から見える伊勢三山の続きの山並みが、観音様の寝姿に見えることから寝観音と呼ばれているそうです。最近カメラに熱中しているポアロは、その写真を撮ってきました。
今まで何も知らずに見ていた山並みが、観音様の寝姿に思えてきたのは不思議なことです。父からもその話は聞いていませんでした。その山並みをじっと見ていると、観音様の美しいお顔が見えてくるのです。穏やかなお顔、慈悲深いお姿、ひとの心を魅了する寝観音です。
左端が伊勢三山の堀坂山、黄色い枠が寝観音 |
坂内川の堤から |
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