2018年7月18日水曜日

祇園祭前祭クライマックス


 17日には酷暑の中で、祇園祭山鉾巡行が行われました。国内外からたくさんの観光客が来られています。今年は三重にいたので、巡行は見ることができませんでした。しかし地元の放送局である京都テレビが、毎年実況中継の特別番組をしているので録画予約をし、夕方帰宅してから見ることができました。二時間半の番組です。実況中継と、その間に歴史を織り交ぜながらの番組です。知らなかったことを教えてもらいました。
メインキャスターの男性は、私達と同じマンションの住人です。ご夫婦で京都テレビのアナウンサーをされています。時々テレビで拝見しますが、身近な人がテレビに登場すると近寄りがたいメディアの世界に親近感を覚えます。ご主人は祇園祭山鉾巡行の実況中継のメインキャスターを、毎年されてきて今年は9回目とのことです。
 注目はくじ取らず1番の長刀鉾の稚児と、二人の禿に扮する子供です。立派な衣装を着て酷暑の中で頑張っています。注連縄を切るのは本当の刀です。テレビを見ていても、幼い子供達に感動します。エールを送る私がいます。



四条河原町と河原町御池と御池新町の交差点では、有名な辻回しがあります。テレビでは、細かい所まではっきり見ることができます。いくつもの鉾や山が巡行します。今回は前祭で、24日には後祭が行われます。



 午後6時半には、神輿三基が八坂神社を出発して練り歩きが行われます。家の近くで7時半頃に、見ることができました。家の中にいても太鼓の大きな音と、神輿を担ぐ掛け声「ホイット、ホイット」が聞こえてきます。その音を聞いて私達は家を出ました。最初に来たのは八坂神社の主神素戔嗚之尊(スサノオノミコト)をのせた中御座の神輿です。二条木屋町でほんの少しだけ、飲み物のご接待を受けて、神輿のさし上げを披露しました。
その2時間後には東御座の神輿が来ました。 



外国からの観光客は、珍しそうに興味津々で見ておられました。神輿はこの後24日の還幸祭まで、三基が四条の御旅所に鎮座します。たくさんの人達のおかげで祇園祭が続いています。本当にご苦労様です。感謝しかありません。

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