先日京都へ遊びに来てくれた私の友人三人は、現代のおばあちゃんです。私は自分が時代に乗り遅れているように感じました。何がすごいかというと、三人ともスマートフォンを自由自在に使えるのです。私は不勉強で、スマートフォンについてよく知りません。いろいろ教えてくれました。スマートフォンには、いろんな機能があります。電話、カメラ、ゲーム、メール、地図、辞書、ラジオなど、なんでもできそうです。
私は携帯電話を持っていますが、ガラケーです。ガラケーという名も最近知ったところです。通話とメールに使います。カメラも付いていますが、うまく操作はできません。自分で写真を撮ることが滅多にないのです。先日も頑張ったつもりで写真を撮って、家へ帰ってから見たら自分の指が邪魔していました。おかしくて自分の不器用さにふきだしてしまいました。中学生や高校生の若い人達は、時代に敏感で何事も先取りしていると思っていましたが、若い人達だけではありませんでした。私より年上の先輩女性は、携帯電話も使いにくいからと最近解約されています。歳とともに視力が落ち、指先での操作も困難になったからとおっしゃっていました。パソコンやタブレットを使って、調べものをしたり、メールを送ったり、ブログを書いたりしていた私は、不自由を感じませんでした。携帯電話を持っていれば、いつでもどこでも通話はできます。友人三人は、行動範囲が広く活動的です。現代という時代に即して生活しているようです。
スマートフォンだけではありません。車も自分の足として乗っています。頼りにされて、孫の送り迎えにも活躍しています。ポアロの知り合いで年上の人では、唯一76歳の男性がスマートフォンを持っておられるそうです。我が家では、家族五人の中でポアロだけがスマートフォンを使っています。時代は日々進歩していきます。パソコンが使えるから今の時代のおばあさんだと思っていた私は、友人三人が現代のおばあちゃんだと知って圧倒されています。