2017年11月24日金曜日

徒然に想うこと(人間って)

人間って自分を含めていいかげんだと思います。寒さ厳しい冬になると、すさまじかった酷暑を忘れ夏を恋しく思い、猛暑の中では身も心も縮こまっていた厳しい寒さを忘れ冬を恋しく思います。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」です。忘却があるからこそ、人は明日に向かって生きていけるのかもしれません。記憶力は人それぞれ、千差万別ですが、記憶力が優れていれば優れているほど生きづらいかもしれません。「日にち薬」という言葉もあります。傷を負った人の身も心も、結局は時が最良の薬になるのです。苦しみ悩み、暗いトンネルがこの先ずっと続くように思っても、それは今しばらくのことです。一日一日と日は過ぎていきます。今と同じ日がずっと続くことはないのです。
先日新聞を読んでいて、素敵な言葉に出会いました。「善き人というのはストライクゾーンが広い」と書かれていました。これは寛容の精神だと思います。私の好きな言葉「寛容」です。寛容とは、「心が広くて、よく人を受け入れること」と辞書にあります。私は大雑把です。小さなことにこだわるのは好きではありません。四角い部屋を丸く掃くようなものです。勝手なもので、人に至れり尽くせりしてもらうのは好きです。「自分に厳しく人には優しく」も好きな言葉です。人に対しては寛容であってよいと思います。いいかげんに見える私ですが、生き方に関しての大切な根っこの部分は、「とことん」なのです。最近はあまり聞かない言葉ですが、「とことん」という言葉も大好きです。知り合いの女性は、「私はいつもとことん考える」と言っています。人生をとことん生きる。自分をとことん生きる。信念を持ってとことん生きる。まだまだもっともっとと、とことん努力する。人をとことん愛する。「とことん」万歳です。

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