昨日は素晴らしいお天気に恵まれ気温も上がり穏やかな一日となりました。京都の紅葉も最終ステージとなっています。以前約束していた私の友人三人が、三重から京都へ出かけてきてくれました。お天気や気温を心配していたのですが、最高の行楽日和となり、ポアロが車で京都駅へ迎えに行き南禅寺まで送ってくれました。南禅寺周辺は、平日ということを忘れるほどのたくさんの人出です。国内外からの観光客でいっぱいです。十一月も終わりに近づき、もみじも散り始めるのではないかと思っていましたが、南禅寺のもみじの紅葉はまだ赤・黄の燃えるような見事なものでした。感嘆の声が上がります。
南禅寺の境内を散策し、写真を撮りました。そのあと南禅寺の前にある湯豆腐で有名なお店で昼食となりました。混雑を予想してあらかじめポアロが予約を取ってくれていたので、スムーズに食事となり助かりました。
高校からの友人たちとは、会いたいと思いながらも幾星霜、今回ゆっくり会うことができました。卒業してから半世紀、個別には数回は会っているのですが、四人が勢揃いというのは私の行動力の低さからかなかなか実現しませんでした。それぞれの道に進み、仕事、結婚、子育て、今では孫育てと、フル活動の友人たちです。半世紀の時の流れは、ずい分と長いものです。食事しながらいろんな話しに盛り上がりました。夫の噂話にも花が咲きます。孫の数も四人の人が二人、五人の人が一人、そして孫おらずの私です。子供の数は、四人ともそれぞれ二人ずつです。一番大きい孫は、高校一年生です。「おばあちゃん」と呼ばれての暮らしぶりは、ベテランおばあちゃんという貫禄ににじみ出ています。昼食のあとは、永観堂の紅葉も見に行きました。素晴らしい紅葉です。たくさんの観光客の間をぬって、写真撮影です。
それから私の好きな場所、東山別荘群の街並みを案内しました。観光客にはあまり知られていないので、静かな通りです。そのあと平安神宮の大鳥居を背にして、神宮道を南へと歩きます。青蓮院、知恩院、八坂神社、高台寺の前を通り、清水寺を目指します。一年坂、二年坂を通り、三年坂の途中で和風茶屋へ入りました。甘党大好きな四人です。ここで相談した結果、ずい分歩いて足もそろそろ痛くなってきたので、この先の清水寺へは行かずに戻ることにしました。八坂の塔へ向かいました。この道も見ごたえのある通りです。テレビにもよく登場する名所なので、友人たちは喜んでくれました。それから花見小路を通り四条通りへ出ました。京都一番の観光名所を歩き続けて、四条河原町交差点で別れることになり、友人たちはタクシーで京都駅へ向かいました。この日の歩数は、二万歩近くありました。少し歩き過ぎたかなと、ガイド役の私は反省しました。高校を出てからそれぞれの人生が半世紀を過ぎて、これからはいろんなことから解放されて、楽しく生きていこうと話しました。今度は春に会うことを約束し、楽しい一日が終わりました。
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