2013年12月5日木曜日

「かあこ1年生」 (16)肩たたき


 かあこは、心の優しい子供でした。

かあこの絵日記です。

   「かたたたき」

「きょうのよる、おかあさんが、はりしごとをしていたので、わたしは『おかあさんかたたたこか』といったら、おかあさんが『ほん。たたいて』とゆうたので、せんせいにおしえてもろたので、たたいてあげたら『かあこじょうずやなあ』とほめてくださいました。わたくしは、おかあさんに『それわそやさ、せんせいが、ゆうたんやで、わたしひとりとちがうんやんな、せんせいもほめやなあかんやろ』といいました。そしたら、かあちゃんが『かあこがちびせんせいやが』て、ゆうたので、わたくしは、おおきなこえで『おほほおほほ』とわらいました。ほんとに、きょうは、たのしかったです。そしてわたしは、しまいまで、がんばりました」

 


先生の赤ペンコメントは「だんだんおもしろいぶんがかけてきましたね」でした。

 
 「かたたたき」

「きょうのよる、おかあさんの、おかたを、わたくしが、たたいて、あげました。おかあさんが『え-きもちえ-きもち』と、いねむりをしかけて、ばたんと、こたつの、うえに、ねて、みえました。やがて、くじに、なりそうなので、わたしは『おかあさんおとうさん、おやすみ』といって、ねようとすると『はい、おやすみ。あさは、6じに、おきなさい』と、おかあさんと、おとうさんの、こえが、だいどころから、きこえてきたので、わたしは『はあ-い』と、いいました」 

 

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