かあこは、心の優しい子供でした。
かあこの絵日記です。
「かたたたき」
「きょうのよる、おかあさんが、はりしごとをしていたので、わたしは『おかあさんかたたたこか』といったら、おかあさんが『ほん。たたいて』とゆうたので、せんせいにおしえてもろたので、たたいてあげたら『かあこじょうずやなあ』とほめてくださいました。わたくしは、おかあさんに『それわそやさ、せんせいが、ゆうたんやで、わたしひとりとちがうんやんな、せんせいもほめやなあかんやろ』といいました。そしたら、かあちゃんが『かあこがちびせんせいやが』て、ゆうたので、わたくしは、おおきなこえで『おほほおほほ』とわらいました。ほんとに、きょうは、たのしかったです。そしてわたしは、しまいまで、がんばりました」
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