かあこの絵日記には、日々の暮らしの中での行事がよく出てきます。お月見は、毎年の大切な恒例行事でした。中秋の名月、十五夜の美しい月を見ながら、秋の収穫を感謝し、祈りを捧げます。お月さまに、ススキや萩と一緒に収穫した食べ物もお供えしました。
かあこの絵日記です。
『きょうはおつきみでした。おもてへえんだいをだして、かびんにすすきとはぎとさしておそなえしました。おぼんには、まめとくりとおだんごをのせておそなえしました。おねえちゃんとわたくしと、おもてでおつきさまのでるのをまちました。けれども、たいふうでくもがおおくて、なかなかおつきさまのかおがみえません。わたしははりあいがありませんだ。ごはんがすんでからみんなでらじおをきいたり、えんこらえんをしました。おばあさんが「おやすみ」といって、おもてへでられました。そしたらおばあさんが「おおきなおつきさまがでているよ」とおっしゃったのでみんなおもてへとびだしました。そしてみんなでおつきさまをおがみました』
この日の先生の赤ペンコメントは「おつきみのようすがよくわかりますよ」でした。
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