お父さんお母さん、長い間お世話になりありがとうございました。いよいよ明日、二十四年と六ヶ月間の私に別れを告げ、新しい人生に向かって出発します。いつまでも両親のもとで暖かい愛に囲まれて生きて行くことができるなら、どんなに幸せなことでしょう。しかし人間として独り立ちするためには、いつかは小鳥が巣を飛び立って行くように、親のもとから飛び出さなければならないと思います。いつかは飛び立たなければならないものなら、少し早いか遅いかだけの違いです。親孝行も今までの恩返しも、何一つできなかった私ですが、せめてこれからの人生を幸福なものにしようと努力することで、親孝行をしようと思います。お父さんもお母さんも、これからは自分達二人のことだけ考えて、孫の成長を楽しみに、人生を楽しんで下さい。そしていつまでもいつまでも元気でいて下さい。では新婚旅行に行って来ます。
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