2012年6月13日水曜日

文化の町 松本


 松本は、文化の町です。松本の夏は、音楽で盛り上がります。世界中から演奏家が集まり、聴くのを楽しみにしている人びとがたくさん押し寄せます。

 総監督・指揮小澤征爾氏による世界的に有名なクラシック音楽のフェスティバルが、毎年夏に松本で行われています。桐朋学園の創設者のひとりであり、偉大な教育者であった故・斉藤秀雄氏の没後10年にあたる1984年、世界各地に散る同門の志が一堂に集い、メモリアルコンサートを行ったことから生まれたサイトウ・キネン・オーケストラが母体となり、小澤征爾氏が総監督を務めるオーケストラとオペラで形成される音楽祭です。世界でソリストとして活躍している人々が、この時だけ集まってオーケストラを編制するので、演奏のレベルが非常に高く「サイトウ・キネン」は世界でもトップレベルの音楽祭として注目されています。

 1992年から始まった「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」は、今年20周年を迎えます。2012年8月4日から9月7日まで松本市のあちこちで音楽祭が催されます。松本市民芸術館、松本文化会館、ザ・ハーモニーホール、松本市あがたの森文化会館などです。今年、小澤征爾氏は体力回復のために苦渋の決断をされ、総監督に専念されるということです。

 私はまだ機会を得ず20年過ぎましたが、何とか都合をつけて行きたいと思っています。


松本市民芸術館

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