春から夏へ、夏から秋へと季節は移り、秋本番となっています。賑やかだった我が家の小さな庭も、表情を変えています。コロナ禍で巣籠り状態が続く暮らしの中で、私たちを癒やしてくれた花たちは、姿を消しました。庭一面に咲くタンポポ、春爛漫だった花たち、初夏から咲き出したたくさんのアサガオ、秋を迎える象徴の萩、すべての花が消えました。今あるのは、いつも元気なベゴニア、名前もゆかしいホトトギス、そしてがらんとなった小さな庭です。淋しい限りです。
我が家の庭師ポアロは、せっせと花たちの後片付けに精を出しました。アサガオのつるも片付けました。大きく育った萩も枝をはらいました。植木鉢も整理しました。何年か前に九州で買ってきたガジュマルを、一鉢から六鉢に増やしました。今ガジュマルが整列しています。そして一年中元気な雑草は、いつも変らぬ姿で元気もりもりです。淋しくなった庭を眺め、少しセンチメンタルな私です。
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