2020年10月16日金曜日

懐古

  BSプレミアムで放送される映画を観るのが大好きで、今の私の趣味の一つになっています。先日観た映画はとても古いものでした。

 1965年イギリス制作の「バニー・レークは行方不明」です。ベテラン刑事として登場したのは、ローレンス・オリヴィエ(1907~1989)でした。名前を聞いただけで記憶がよみがえります。高校生の時に観た映画「嵐が丘」です。イギリスの作家エミリー・ブロンテ(1818~1848)の不朽の名作と言われています。ローレンス・オリヴィエのアメリカ映画第一作として有名で、1939年のアメリカ映画です。1940年のアメリカ映画「レベッカ」も観ました。監督はアルフレッド・ヒッチコックです。ローレンス・オリヴィエが出ています。

 1967年のアメリカ映画「刑事マディガン」には、ヘンリー・フォンダ(1905~1982)が出ていました。1981年の「黄昏」は、人生の黄昏を描いています。ヘンリー・フォンダの晩年の映画です。老夫婦の日常と娘との交流、観ていてジンとくるものがありました。

 1962年のアメリカ映画「史上最大の作戦」は、第二次世界大戦の連合国軍のノルマンディー上陸作戦を描いています。三年前に訪れたノルマンディーが懐かしく思い出されます。出演は豪華キャストです。当時大活躍していた俳優たちの顔がずらりと並びます。ちょうど親世代の人たちです。ロバート・ミッチャム、ヘンリー・フォンダ、リチャード・バートン、ショーン・コネリー、ポール・アンカ、ロバート・ライアン、ジョン・ウエインです。ジョン・ウエイン(1907~1979)の映画はたくさんあってよく観ています。大きな体(193㎝)で存在感の強い俳優です。

 親世代の俳優たちに重ねて親を思い出します。時代と時代背景を観るのも面白いものです。昔の映画に描かれる街の風景、街の雰囲気、その時代に生きる人々の姿、生きざまなど、興味関心好奇心がわき起こります。

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