2020年5月14日木曜日

にぎやかな森?


 三重の家の前には二級河川が流れています。今の時期には、ダムのように水がせき止められ地域の田に水が入るようになっています。雨が降り水量が増えると、堰は開き勢いよく水が流れ落ちます。そんな時の水の流れは激しく、滝の轟音のようでもあり、まるで大河のように感じられるほど大きな音が家の中まで響き渡っています。
家の裏、東側は、5mくらいの川をはさみ借景となっている実家の藪です。昔から家の守り神と言い伝えられている大きなクスノキがあります。栗の木もあります。竹林もあります。大地からのプレゼントとして、毎年竹の子が贈られます。




藪にはいろんな生き物が集まります。先日は、それらの生き物たちの声を、ポアロが録音しました。個別に録音したのではありません。朝の雨上がり、いろんな生き物たちの声が聞こえてきたので、ポアロが急いで録音しました。複数の鳴き声が聞こえることは、とても珍しいと思います。練習途中のウグイスの声、カラスの赤ちゃんの食べ物を催促するかわいい甘えた鳴き声、今こそ自分たちの天下だと威張るカエルの鳴き声、鳩の平和の鳴き声など、本当ににぎやかです。


新型コロナウイルスの猛威で、外出自粛の今は、人の声は聞こえてきません。今住んでいるところは、森の中?と錯覚するほどの生き物たちの鳴き声です。生き物たちのにぎやかな森です。街の雑踏ではないにぎやかさです。しばしの間生き物たちの鳴き声に耳を傾けました。こんな素晴らしい森がいつまでも続くことを願いました。

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