2019年10月16日水曜日

私の好きな歌「およげたいやきくん」


 1975年に発表された「およげたいやきくん」は、愛唱歌の一つです。替え歌を作って楽しんでいます。毎日毎日の繰り返しが生きるということだと、自分に言い聞かせ、自分を励まし、ここまで来ました。その中で、子供が育ち、孫が育ち、そして自分は朽ち果てます。自然の摂理です。誰もこの摂理からは、逃れることはできません。毎日毎日の繰り返しが、偉業となります。忍耐力がいります。途中で放り投げることはできません。我慢我慢です。持久力もいります。ほぼ半世紀近く、我ながらよく頑張ってきたと感心します。長きにわたり勤めてきた人には、いつか仕事が終わる日が来ます。しかしその後も人生は続きます。「生きる」は続きます。家庭に入って生きてきた人には、終わりの日は来ません。エンドレスです。毎日毎日おさんどんは続きます。食べたらできる洗い物。毎日毎日三食の用意と片付け、一日があっという間に過ぎて行きます。人間は、こんなに物を食べる生き物だと呆れ返ります。食べなくなる時、それは終焉です。「およげたいやきくん」の心境がよくわかります。「はじめておよいだうみのそこ」どこかにパラダイスがあることを夢に見て、昨日も今日もそして明日も生きるは続きます。

「およげたいやきくん」
  まいにちまいにち ぼくらはてっぱんの
  うえでやかれて いやになっちゃうよ
  あるあさ ぼくはみせのおじさんと
  けんかして うみににげこんだのさ

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