昨日雲一つない青空に誘われて、琵琶湖へ出かけました。念願のビワイチをかじります。ビワイチとは琵琶湖一周のことで、総200キロです。自転車で走ります。自転車が大好きな私ですが、ビワイチについての知識も情報もなくただ憧れだけを持ち続けていました。
日本一の琵琶湖を、自転車で一周できたら本当に素晴らしいことです。今になって実行するとは、歳忘れ症候群のようです。若い時にチャレンジすればいいものを、遊ぶ余裕もなく不器用に生きてきたのかと、我ながらガッカリしてしまいます。しかし、歳を忘れていざ進行です。
車で草津道の駅まで行きました。車を置いて、無料のレンタル自転車を借り出発です。ママチャリで、古そうな自転車です。係の人が「空気は入れておきました」と言ってくれました。草津道の駅のそばには、滋賀県立琵琶湖博物館があります。ずいぶん前ですが、家族で来ています。大きくて立派な建物です。湖をテーマにした博物館です。広い敷地が続いています。周りを一周してから、サイクリングロードへ出ます。
琵琶湖一周の湖岸道路に沿って、サイクリングロードが整備されています。今日の目的地は、ポアロが若かりし頃に職場の仲間と宿泊したラ・フォーレ琵琶湖です。片道10キロ以上あると計算して、往復20キロ以上です。時間制限は、5時までです。行って帰って、自転車を返さねばなりません。歳忘れ症候群の発揮です。今日の私のファッションは、チャリダー専用のものです。ずいぶん前に買ったものですが、いよいよ初デビューの日を迎えました。いつも車でスイスイ走っている湖岸道路ですが、サイクリングロードから見る景色は違います。
車は一瞬に通り過ぎていきます。自転車は、じぶんのパワーだけが頼りです。ママチャリには、変速は付いていません。快晴のお天気に恵まれてのチャリダークラブは、最高です。気分は最高、爽快です。カメラマンのポアロは、各所で自転車を停めて写真撮影です。私は一気に走り続けます。比叡山や近江富士、琵琶湖周辺の山々を見ながら、琵琶湖にうっとりしながら、青空の下ペダルを踏みます。
平日ですが、何人かのチャリダーと出会います。ファッションからは、年齢はわかりません。私たちと同世代のようにも思えます。歳忘れ症候群の自分に、笑いがこみあげてきます。歳忘れ症候群に乾杯です。
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