秋の訪れとともに、心は深くなりいろんな思い出がよみがえります。大好きな歌「学生街の喫茶店」を、口ずさんでしまいます。京都には大学がたくさんあります。「学生街の喫茶店」を探しに、チャリダーで出かけました。ずいぶん走り回りましたが、思い出の「学生街の喫茶店」は見つけられません。学生街にある小さな喫茶店です。半世紀の時が過ぎ、町並みもずいぶん変わっています。長い歴史を持った小さな喫茶店の姿はありません。近代的な現代のCafeとは、イメージが違います。唯一京都大学の北側にある喫茶店で、満足することにしました。1930(昭和5年)に創業した進々堂京大北門前です。入口の上にはBIENVENUEとフランス語で「いらっしゃいませ」と書いてあります。
創業以来ずっと現役で頑張ってこられました。たくさんの学生たちに、愛されてきた喫茶店です。店の前の今出川通りには、プラタナスの並木があります。京都にはあちこちにプラタナスの並木があり、「学生街の喫茶店」の歌のイメージを膨らませてくれます。誰の思い出の中にもある青春時代の1ページです。秋の深まりにピッタリの「学生街の喫茶店」です。
「学生街の喫茶店」
君とよくこの店に 来たものさ
訳もなくお茶を飲み 話したよ
学生でにぎやかな この店の
片隅で聴いていた ボブ・ディラン
あの時の歌は聴こえない
人の姿も変わったよ
時は流れた
あの頃は愛だとは 知らないで
サヨナラも言わないで 別れたよ
君と
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