2019年9月9日月曜日

はまっています「アガサ・クリスティー」


 今夢中になって読んでいるのは、アガサ・クリスティーが書いた自伝です。1950年4月に書き始めて、15年ほど後、75歳の時に書き終えています。アガサ・クリスティー作品の、ポワロやマープルをたくさん観て、彼女の大ファンになっている私は、アガサ・クリスティーの人間像に非常に興味を持ちました。彼女自身が書いた自伝があることを知り、早速図書館で借りてきました。非常に分厚く、上下二冊からなっています。こんな長編を読むのは、久しぶりです。半世紀ほど前に読んだ「風と共に去りぬ」が思い出されます。早く読み上げたいと焦る気持ちですが、若い時とは違い、視力も落ち、根気も下がっていて、読書の楽しみより修行のようです。図書館で借りた本は、1979年の再販発行なので、字は小さくてとても読みづらいものです。そこで今さかんにテレビでCMが流れている、拡大メガネを買ってきました。なんとか読めるようになりましたが、少し読むと目は疲れ、睡魔が襲ってきます。これに勝つには、アガサ・クリスティーへの興味関心好奇心です。



本を読んでいると、アガサ作品に登場するイギリスの美しい映像が目に浮かんできます。アガサ・クリスティーは、1890年9月15日に生まれ、1976年1月12日に85歳で没しています。デビュー作品は、「スタイルズ荘の怪事件」です。執筆は1916年で、彼女は26歳でした。数年前に観たこの作品を、最近また観たのですが、この作品から、探偵ポワロと親友ヘイスティングスとジャップ警部が登場します。事件を解決する三人組です。アガサ作品から見えてくる、時代背景、そして彼女の人となりを、自伝から読み解きたいと思います。

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