2018年12月11日火曜日

東北へ(遠野)


 大槌町でご縁パーティーを開いて頂き、興奮覚めやらぬまま翌日は被災地大槌を案内してもらいました。小型観光バスで回りました・・・そしていよいよ大槌とお別れです。最後にもう一度、伝承館館長さんにお礼を述べるために伝承館へ寄りました。伝承館の隣に住んでおられます。お会いすることができました。何から何までお世話になって、お礼の言葉もないほどです。名残り惜しくてきりがありません。東北人の厚い人情がにじみ出ておられる方です。本当に本当にありがとうございました。



 大槌をあとにして、遠野へ向かいます。岩手県の内陸部にあります。大槌から車で1時間ほどです。私達は、小型観光バスの後ろについてレンタカーを走らせます。私達は、遠野は初めてです。遠野で頭に浮かぶのは、河童、柳田國男の「遠野物語」、民話の里、曲り家、宮沢賢治と銀河鉄道などです。観光名所として河童淵が有名とのことですが、今回は時間的制約で遠野ふるさと村だけとなりました。遠野ふるさと村は、広大な土地にあります。曲り家集落があり、いくつもの曲り家が建てられています。移築されたとのことです。江戸末期に建てられたという大きな大きな曲り家は、肝煎りの家と呼ばれ、庄屋さんのことを肝煎りと言うのだそうです。東北の厳しく寒い冬を考えると、牛や馬を人間同様大切な家族として捉えていたようです。今回も何頭かの馬を見ることができました。ここ遠野ふるさと村では、遠野の農村生活を体験し、自然と文化を実感研修するために、季節に応じた様々な体感メニューが用意されているそうです。ちょうど東北の紅葉が見頃でした。かわいく真っ赤に紅葉したもみじやかえでに、うっとりしました。







  遠野ふるさと村をあとにして、遠野駅で解散です。ほとんどの人とお別れしました。遠いところまで、ご縁パーティーに来てくださった方々、本当にありがとうございました。最後の最後までお世話になった遠野支援団体代表さん、ご親切が身に染みました。ありがとうございました。



 皆さんを見送り、観光バスとも別れました。娘たちとスペインからの漫画家ファミリーは、鉄道で一関に向かいます。私達は、東京在住の漫画家ファミリーと一緒に、車で一関に向かいます。いよいよ東北旅の最後の夜です。一関に宿を取っています。

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