2016年4月19日火曜日

思いがけない珍客

 先日鴨川のほとりを散歩している時のことです。丸太町通りの橋「丸太町橋」の下の草の中に、二頭の鹿がいたのです。こんな街中に鹿がいるなど想像もしていなかった私は、本当に驚きました。急いで携帯電話を取り出し、今まで使ったことのない携帯電話のカメラで、初めて写真を撮りました。何とか写真を撮らねばという必死の思いで、わけもわからずシャッターを押しました。どんなふうに撮れるのか心細かったので、3枚撮りました。そのあと荒神橋、今出川橋、葵橋まで北方向へ歩き、Uターンして戻ってきました。鴨川公園に、いろんな春の花が美しく咲いていたので、鹿の写真を撮った続きで、花の写真も撮りました。さきほど鹿のいた場所まで戻ったので、また鹿の写真を撮ろうと思いましたが、もう鹿の姿はありませんでした。少しの時間に、二頭の鹿は移動したようです。家へ帰り、ポアロ(夫)に鹿との遭遇を一部始終話し、携帯電話のカメラで初めて写真を撮ったと、得意げに携帯電話を見せました。ところが何と鹿の写真は一枚もなかったのです。かろうじて花の写真はありました。焦点のずれたぼけたものです。初めてのこととはいえ、誰でも撮れるものと思っていた私は、非常にショックでした。意気消沈です。
 鹿と遭遇した日の翌日、私は興奮して英会話教室でそのことを話しました。するとイギリスから来ている男性講師は、鴨川に出現している鹿のことを、多くの人から聞いていると言うのです。イギリスでは、捕獲して食べるそうです。またクラスメイトの一人は、新聞に載っていて読んだとのことです。知らなかったのは私だけでした。情報キャッチが遅れていたことも、またまたショックでした。インターネットで調べると、写真付きでいろんな情報が出ていました。

 残念ながら今回は鹿の写真を載せることができませんでしたが、再度チャレンジしてお見せしたいと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿