先日ニュースで仁和寺御室桜が見頃になっているとの情報を得て、自転車で出かけました。この日はお天気も良く、風もなく、気温は20度あり、サイクリングに最適でした。紫外線に注意をはらい、帽子を深くかぶり、手の甲には日焼け止めクリームを塗って出発しました。久しぶりのチャリダーくらぶで、あるはずの紫外線防止の手袋が見つからなかったのです。京都御苑の西側に位置する下立売通りを通り、途中から下長者町通りへ移り、一路仁和寺へと向かいました。上長者町通りを通り、千本通り、西大路通りを横断し、仁和寺街道へと入ります。そして妙心寺北門の前を通り、仁和寺二王門へ到着です。たくさんの人でにぎわっています。人の流れにのって御室桜の庭園を目指しました。
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堀川沿いの八重桜が満開です |
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西大路の交差点 |
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仁王門に到着 |
仁和寺は、京都市右京区御室にあります。真言宗御室派の総本山です。宇多天皇(867~931、第五十九代天皇)の開基です。二王門から中門を通り、御室桜の庭園へ入ります。御室桜は、約200本あり、満開のもの、すでに散り始めたものもあり、いろいろでした。八重桜で、樹高は低く、ソメイヨシノとはずいぶん違った趣きです。この土地の岩盤が固く、深く根を張れないために樹高が低いのだそうです。御室桜の向こうに五重塔が見えて、素晴らしい光景です。多くの観光客が、この眺めに感動して写真をたくさん撮っておられました。
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寺内にあった緑色の桜、「御衣黄」という桜 |
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根が浅く背が低い御室桜 |
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五重塔をバックに御室桜 |
庭園から出てくると、金堂の前でちょうど法話が始まる寸前で、僧侶が立っておられました。桜の名所の多い京都で、最後を飾るのが御室桜といわれています。仁和寺は、世界文化遺産登録されています。
帰りは下り道で、心地よい春の風を頬に受けての帰途となりました。今日の走行距離は13キロ、所要時間は3時間でした。
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