先日、京都東山花灯路が催されました。期間は3月6日から3月15日までで、私達は最終日の夜、夕食をすませてから出かけました。私達は、今回で二回目です。
京都東山花灯路は、京都の新たな風物詩となることを目指して、平成15年から「灯り」をテ-マに始められたイベントだそうです。京都東山界隈を代表する寺社や、歴史的建造物、街並みや散策路をLED電球を使用した、あたたかみのある路地行灯で照らし、京都でしか味わうことができない、独特の雰囲気を醸し出しています。約5キロの幻想的な散策路です。
祇園閣 |
ねねの道 |
円山公園を舞台に、いけばなプロムナ-ドも催されていました。華道にもいろんな流派があるようです。 円山公園内を流れる小川に、竹灯りという名の、約500本の青竹の灯籠が並べられ、幻想的な情景を創り出しています。
知恩院へ戻ってくると鉦と拍子木の音が聞こえてきました。慌てて走っていくと提灯行列がきました。狐のお面をつけた白無垢の花嫁さんが、人力車に乗って通り過ぎていきました。外国から来ている人達は、とても珍しい行列を見て、ため息まじりの感動をし、日本的に静かに見守っているようです。
数年前から始まった行事で、昔から縁起が良いとされる「狐の嫁入り」が、人力車と提灯行列によって再現されました。たくさんの人達が、一目見ようと集まってきます。京都東山の、春を前にした風物詩でした。これからは毎年見に行きたいと思います。
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