先日新聞を読んでいて非常に難しい字に出会いました。投稿された句に出てきたのですが、私は初めて見る字です。「閼伽桶」を見て、私は読み方も意味もわかりませんでした。読み方がわからないので、国語辞書は引けません。パソコンやタブレットの無料ソフトで調べようとしましたが、出てきませんでした。あいにく漢字辞書はありませんが、広辞林の巻末に難音難訓漢字表が載っていたので調べました。
「閼」は16画です。そこで見つけました。「閼伽」は「あか」と読みます。次に広辞林で調べました。
「閼伽」(本来は梵語=サンスクリット=古代のインド語)
①仏前・墓前に供える水を入れる器。また、その水。
②仏に供えるものの総称。
と書かれていました。「閼伽桶」は「あかおけ」です。読み方と意味がわかりホッとしました。本当に漢字は難しいと思います。
役に立った広辞林は、本好きだった父が、娘達の中学の入学のお祝いに買ってくれたものです。最近はパソコンの時代になり、ソフトを買えばすべてのことを調べることができるので、辞書を引くことはなくなってきています。日本百科大事典も全冊揃いでありますが、ポアロ(夫)が小学生の時のものです。
「もういらないね」と言いながらも、まだ捨てずに大切に並べています。各家庭から辞書というものが無くなる時代が来るのではないかと、不安を覚えます。
久しぶりに一生けんめい辞書を引き、知る楽しみを味わいました。
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