2013年10月9日水曜日

秋の風情 サイクリング(1)


先日一時間ほどのサイクリングに夕方出かけました。二級河川の堤防を上流に向けて走りました。まだ彼岸花も最後の姿を見せています。色とりどりのコスモスは満開です。銀波に輝くススキの群生が、夕日を受けてとてもきれいです。自分の住んでいる身近なところに、秋の風情がいっぱいです。都会のマンション暮らしでは、なかなか味わえない風景です。
 

 堤防から集落へ入りました。どこからも金木犀のいい香りがしてきます。金木犀は、思い出いっぱいの木です。農家の裏には、大きな柿や栗の木が、たくさんの実をつけています。みかんの木にもたくさんの実があります。
まだ収穫するには、早いような色づきです。
 

 空には、うろこ雲が長く伸びています。だんだん日が落ち、夕焼け雲が茜色に空を染めていきます。山の端が、くっきり浮かんできます。
 

 景色を見ながらの私のサイクリングは、ポタリングと言うのだそうです。自転車に乗って散歩するようなものだということです。日本の原風景を見ているようで、私は豊かな気持ちになりました。今日の走行距離は、13キロでした。爽快感が胸いっぱいに広がり、心地よい疲れを感じた一時間でした。

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