2019年11月28日木曜日

ふるさとの偉人


 先日お寿司屋さんで食事をしました。そこで面白い発見をしました。何を注文しようかとお品書きを見ていると、ふるさとの偉人の名前が料理名につけられています。ふるさとの偉人について、誰もが知っている名前ばかりではありませんでした。本居宣長(1730~1801)、松浦武四郎(1818~1888)


 三井高利(1622~1694)、小津安二郎(1903~1963)などは高い知名度だと思います。
作家梶井基次郎(1901~1932)は「城のある町にて」でふるさとを取り上げました。代表作「檸檬」は有名です。京都で学生生活を送っていた彼は、寺町二条にある八百屋で檸檬を買いました。今住んでいる京都の私の家の近くです。残念ながらその八百屋は、十年ほど前に閉店しています。大型書店丸善は、明治40年に、三条麩屋町で開業しています。「檸檬」の発表は、1925年です。檸檬と書店での彼の空想が展開されます。
 原田二郎(1849~1930)は、明治から大正にかけて活躍した実業家です。晩年は慈善事業に専心したとのことです。紀州藩士の家に生まれました。御城番屋敷の近くにある旧宅は武家屋敷で、現在無料で一般公開されています。
 蒲生氏郷(1556~1595)もふるさとの偉人です。思いもかけず、お寿司屋さんでふるさとの偉人について勉強することができました。

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