2018年1月4日木曜日

時の流れ

 いつの頃からか年末恒例のNHK紅白歌合戦を見なくなりました。国民的番組なのにシニアになってからは、魅力を感じなくなってしまいました。子供の頃から、十代二十代と熱心に見たものです。結婚して子供が生まれてからも、家族皆で楽しみました。魅力を感じなくなった理由は、いろいろあります。自分が年を重ねるごとに、知らない歌手たち、それも若い若いアイドルと呼ばれる歌手たちの出演が増えたことです。聞いたことのない歌が多くなりました。そして歌合戦というより、お祭り騒ぎのような感があり少しうるさく思うほどです。歌は世につれ世は歌につれ、で良いのだと自分に言い聞かせていますが、一抹の寂しさを感じます。

年末年始のテレビ番組で、昔も今も大好きなのは、NHKの「ゆく年くる年」です。日本全国の何ケ所かを中継で結んで放送します。暖かい地域や豪雪の地域などいろいろです。除夜の鐘が響く中を、静かにお参りする人たちが映ります。見ている私達も、厳かな気持ちになります。今回は、京都の八坂神社の中継もありました。父は、この番組の大ファンで晩年まで楽しみに観ていました。懐かしく思い出します。年末年始は、テレビ番組も特別番組が多く、映画も多いようでしたが、じっくりテレビの前に座ることはありませんでした。お正月のテレビ離れが続いています。

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