2014年10月5日日曜日

秋のお寺参り(3)

 次に京都市伏見区にある醍醐寺を訪れました。西国十一番札所です。スタンプラリ-もしています。1994年(平成6年)にユネスコの世界文化遺産に登録されています。真言宗醍醐派の総本山で、874年に空海の孫弟子にあたる聖宝大師により創建されました。


 
祖師堂と聖宝大師

  醍醐寺は醍醐山上一帯を中心に、多くの修験者の霊場として発展し、「上醍醐」と呼ばれています。その後、醍醐天皇の庇護を受け、醍醐山麓の広大な平地に大伽藍が発展し、「下醍醐」と呼ばれています。その後、応仁の乱などで下醍醐は荒廃し、五重塔だけが残っただけでしたが、豊臣秀吉による醍醐の花見をきっかけに、寺院が数多く建てられ今の姿になったとのことです。一千百有余年の歴史をもつ醍醐寺には、たくさんの伽藍や諸院やお堂が建てられ、国宝や重要文化財に指定されています。





金堂

 2008年8月落雷による火災で、上醍醐の准胝堂が全焼し、本来朱印をもらう場所だったのが、現在は下醍醐の観音堂でもらいます。下醍醐から上醍醐までは、徒歩で1時間はかかるとの情報でしたが、下醍醐で朱印とスタンプをもらえて助かりました。


 観音堂

 醍醐寺は有名な桜の名所で、境内には約八百本の桜があります。かわづ桜、しだれ、ソメイヨシノ、山桜、八重桜、大紅しだれ、大山桜など、三週間にわたっていろんな桜が咲き、楽しむことができます。ずいぶん前のことですが、父や母と一緒に桜見物したことを懐かしく思い出します。駐車場近くには有名な三宝院門跡があります。 




 
 この日の最後に、京都市山科区にある勧修寺へ寄りました。以前ブログに書きましたが、勧修寺へはすでにお参りしているので、スタンプラリ-のスタンプだけをもらいました。閉門時刻ぎりぎりの4時5分前に到着し、私はスタンプ欲しさに受付まで走りました。今日は四つのお寺を回り、二つの御朱印と四つのスタンプをもらうことができました。有意義な一日でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿