2014年10月22日水曜日

京都スタンプラリ-(5)

 JR東海キャンペ-ン20周年記念企画「そうだ 京都、行こう」にとびついた私達は、スタンプをたくさんもらえることができました。今回は京都中心部から少し離れた西山方面へ車で出かけました。大原野にある勝持寺・善峯寺・十輪寺・光明寺です。
 始めに光明寺へ行きました。長岡京市にあります。西山浄土宗の総本山で、法然が初めて念仏の教えを説いた地です。創建は1198年です。紅葉の名所としても有名です。私達は初めてお参りするお寺です。広大な敷地には、たくさんの建造物があります。立派な総門をくぐると、女人坂と呼ばれる表参道が続きます。西山のふもとにあるので、眼下には京都の町が広がります。こんな立派なお寺へ、今迄に来ていなかったのが不思議なほどでした。
  



紅葉の時期が楽しみです




 次に西国三十三所第二十番札所の善峰寺へ行きました。ずい分と高い山へあがりました。立派な山門が迎えてくれます。創建は1029年です。御朱印とスタンプをもらいました。桜や紅葉の名所です。境内各所から、京都市街や比叡山が一望できます。天然記念物になっている遊龍の松があります。樹齢約600年の五葉松で、幹が横に這うように伸びていることから、この名が付けられたそうです。高さは2メ-トルあまりですが、横へ37メ-トル以上も幹を伸ばしています。境内は3万坪あり、四季折々の花がたくさんあります。応仁の乱に巻き込まれて、伽藍が消失しましたが、江戸時代になってからは、桂昌院(徳川三代将軍家光の側室、徳川五代将軍綱吉の母)の援助を受けて再興されました。山腹一帯にたくさんの諸堂が建っています。ゆっくり見て回ると1時間が過ぎていました。何年も前のことですが、父や母と一緒にお参りしたことが思い出されました。





 東南の方向に京都の街を遠望



スタンプラリ-に参加している勝持寺・十輪寺も回りました。天台宗勝持寺は、通称花の寺とも呼ばれ、679年創建の古刹です。古くから桜の名所として知られ、春には100本近い桜が境内を埋め尽くすそうです。平安時代の僧、西行が植え、愛したというしだれ桜「西行桜」は鐘楼堂のそばにありました。境内のあちこちに萩が植えられています。しっとり落ち着いた雰囲気のお寺でした。




 十輪寺は天台宗の寺院で、古刹です。在原業平が晩年隠棲したと伝えられ「業平寺」とも呼ばれます。ひっそりと佇むお寺でした。




 スタンプラリ-にはまっている私達は、スタンプを集める楽しさと重ねて、今日は御朱印をももらい大満足でした。

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