秋の行楽日和、あまりのいいお天気に誘われてお寺参りに車で出かけました。始めに京都市の南に位置する三室戸寺を訪れました。西国十番札所で宇治市にあります。四十年前、三十年前にもお参りしているのですが、二冊目の朱印帳ではまだでした。そして今、夢中になっているスタンプラリ-のお寺でもあります。
駐車場からすぐの所で拝観料を払い、ゆるやかなだらだら坂を歩き、六十段の石段を上ります。ハ-ハ-と息が切れます。山に囲まれた静かな所です。
枯山水庭園と広い庭園があり、ツツジ・シャクナゲ・アジサイがたくさん植えられています。五月のツツジ(二万株)シャクナゲ(1千本)六月のアジサイ(一万株)七月のハス、秋の紅葉と四季を通じて楽しめます。今日は平日で、お花の季節も終わり、もみじの紅葉にはまだ早く、参拝客はまばらでした。本堂にお参りし、本堂横で朱印とスタンプをもらい、庭園を歩きました。
池には鯉がたくさん泳いでいます。私達の声を聞いて、たくさんの鯉が集まってきました。
私の好きな秋明菊、清楚な白い花は見頃です。
池のほとりでは、赤とんぼが飛んでいます。小さな体でスイスイ飛び交います。かわいい風情に名歌「赤とんぼ」が自然にこぼれてきます。
広い庭を手入れするのは本当に大変だと思います。今では拝観料も高くなり、お寺も維持管理していくのは、厳しい現状だと納得できます。山を眺め、庭を歩き、新鮮な空気の中で、心落ち着くひとときを過ごしました。
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