先日玉虫の羽に遭遇しました。三重の家に住み始めて二十年以上、二度目の遭遇です。隣接する実家の藪には、大木があります。クスノキ、ムク、エノキそれぞれ樹齢はずいぶんのものです。以前から玉虫がいることは、父から聞いていたので知っていました。しかし今もなおいるのかは半信半疑でした。玉虫の羽に遭遇することは、今現在も生存していることを教えています。玉虫の羽が放つ美しさは、言葉では表現するのが難しいほどです。その美しさに見入ってしまいます。法隆寺宝物「玉虫厨子」の装飾として使われているのは有名です。上翅(上の硬い羽)は、死んでも色が変わらないそうです。
エノキが好みのようです |
今日雨が止んだ後木の高いところを飛んでいるのを発見 |
父は、玉虫の羽を宝物として、大切に持ち続けていました。私は、実際には玉虫を見たことがありません。羽と遭遇できることに喜びを感じています。今度いつ羽に遭遇できるかはわかりません。今回遭遇した羽を、父のように宝物として持ち続けようと思います。
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