二日目の宿は松本の郊外にとっていたので、その前に松本市内を見て回りました。NHKの朝の連続テレビ小説「おひさま」にもよく登場した、旧制松本高校を訪れました。大正時代の木造洋風建築の校舎が図書館や集会所として今も保存されそのまま活用されています。本館の入口にある階段は、風格ある素晴らしいものです。復元校長室や復元教室へも自由に入ることができ、写真も撮れました。教室が並ぶ廊下も、すべてに大正ロマンを感じます。教室の教壇に立ち「諸君!」と大きな声とポーズで教師気取りになりました。旧制松本高校は、あがたの森公園内にあります。ヒマラヤ杉やケヤキなどの大木に囲まれた、とても広い公園です。本館は昭和25年から昭和48年まで、信州大学の一部として使用されたそうです。講堂も教育文化活動のための施設として、市民に利用されているとのことです。松本は、昔から教育に熱心な町と聞いています。旧制松本高校や講堂の前に立つと、その息吹が感じられるような気がします。
そのあと松本城のそばにある、旧開智学校を訪れました。数年前にも来ています。何十年前、子供達が小さかった時には、元気だった父や母と一緒に来ています。松本へ来ると、ついつい写真を撮りに足が向いてしまいます。大好きな場所です。旧開智学校は、1873年(明治6年)に開校し、3年後に建てられたものが現在保存されている校舎です。明治時代初期の洋風校舎で、文明開化時代の小学校建築を代表する建物とのことです。
松本城を見ながら、松本城を一周して、ホテルへ向かいました。
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