2014年5月14日水曜日

京都御苑界隈(寺町通-1)

 京都御苑は都会の真ん中にあるにもかかわらず、たくさんの木々が茂り森林浴も楽しめるほどです。ベンチも数多く設置されていて一年を通して市民の憩いの場になっています。春と秋の御所一般公開以外は、皇宮警察の車が定時にパトロ-ルしているだけで、静かな最高の場所です。梅・桜・もみじなど季節の花も楽しめます。ジョギングや散策、読書、ひなたぼっこ、犬の散歩、運動ゾーンでは少年野球やテニスが盛んにおこなわれています。





 また、京都御苑の周辺には見どころが多くあります。すぐ東側の道は寺町通です。四条通から御池通までの寺町通は、いつも観光客で賑わっていますが、御池通から鞍馬口通までも面白いところです。キョロキョロお店を覗くのも楽しいです。途中で一服するお店もいろいろあります。今回は丸太町通の北側を訪ねます。



 丸太町通を渡ると、去年のNHK大河ドラマで大きな話題を呼んだ新島襄・八重夫妻の邸宅があります。ずっと特別公開をしていたのですが、現在は残念なことに930日迄メンテナンス工事に入ったため休館となっています。10月から再開されるようです。





  梨木(なしのき)神社は、京都三名水として知られている染井の井戸があります。いくつものペットボトルに水を汲んでいく市民も多くいます。秋には萩で有名です。




 歩いているとひときわ目立つ重厚な門があります。京都府立鴨沂(おうき)高校の歴史ある正門です。設立は1872年(明治5年)日本で最初の女学校「新英学級及女紅場」から始まり「京都府立第一高等女学校」へ、その後男女共学の高等学校へと歴史が流れました。かつて新島八重女史は女紅場で教鞭をとりました。またヘレンケラ-が演説した講堂があるそうです。



 そして歴史に残っているお寺を拝観するのも、知的好奇心で胸が躍ります。源氏物語を書いた紫式部の邸宅跡があるのは廬山寺です。執筆の地ということです。庭は桔梗で有名で、公開されています。




  

京都御苑界隈にはまだまだたくさんの見どころがあります。  
乞うご期待を!

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