2016年4月7日木曜日

ふるさとの桜2016

 京都であちこちの桜を見ることができた私達は、桜2016の最後を、ふるさとの桜でということになりました。
 以前ブログに書きましたが、父が植えた桜も、今年も元気に美しい姿を見せてくれています。二十年目の桜です。



 ふるさとでの桜見は、有名なところではお城公園です。久しぶりに出かけました。桜まつりということで、夜のライトアップもされています。平日のお昼頃に行ったので、あちこちでお弁当を食べておられました。公園内を散策しながらの花見です。写真もたくさん撮ることができました。ふるさとの山、堀坂山もよく見えていました。

桜と青もみじの競演

石垣と桜はよく合います

4月5日満開です



左端の背の高いのが堀坂山

 翌日は、ふるさとの川、坂内川堤の桜見に出かけました。この日も平日のお昼頃だったので、あちこちでお弁当を食べておられる姿がありました。樹齢七十年ほどでしょうか、大木の桜トンネルが続きます。風が吹いてくると、美しい花吹雪です。満開となった桜も、いよいよ最終章です。みんなの期待を受けて、かわいい蕾が開花し、3分咲き、5分咲き、7分咲き、そして満開となり、桜は散り始めました。
 
両岸に桜がいっぱい 4月6日

西側の岸は遠くに堀坂山、川面に映った桜

東側は長く続く桜並木

ここは桜のトンネル


川に向かっての枝ぶりが見事です

帰り道では風が吹くと桜吹雪となりました






 毎年のことながら、桜の花にはいろんな想いを抱いてしまいます。出会い、別れ、花吹雪に見送られて、桜とともに四十四歳で旅立った姉、私の大好きな姉が思い出されます。桜2016ありがとう。感謝です。

2016年4月6日水曜日

「火花」


火花散る
人と人との火花散る

なぜ?
なぜ?

優しさを持つ勇気があったなら
火花散らさず微笑んでいられたものを

火花散る
人と人との火花散る

なぜ?
なぜ?

お互いを責めるばかりで
自分を見つめることをせず

広い心を持つ勇気があったなら
火花散らさず手を握れたものを

火花散る
人と人との火花散る

自分が一番
勝つことが一番
それは敗者の心

持とう 優しさを
持とう 広い心を
持とう 自分を見つめる目を

そして一歩踏み出そう
微笑んで
お日さまのように

あたたかい心を持って

2016年4月5日火曜日

電話の思い出

 昭和37年(1962)の初め頃まで、私の家に電話はありませんでした。商売をされている家や医院にはあったと思いますが、私が生まれ育ったところは、農村地帯の小さな集落で、お店は一軒もなく、医院もなく、電話はどこの家にもありませんでした。もちろん公衆電話もありません。遠い親戚との急を要する非常事態の時に、どういう連絡手段をとっていたのかはあまり記憶にありません。そういうことが起こらなかったのかもしれませんが、映画やドラマで目にする電報が唯一の連絡手段だったと思います。
 そんな私の家に大変革が起こったのは、父が市会議員選挙に出馬することになった時です。あっという間に電話線がひかれ、立派な黒の電話機が設置されました。重厚で黒光りしています。遠い存在だった電話が我が家に来たということで、子供心にとても嬉しく有頂天になりました。姉と私は、町へ買い物に出かけた時には、用もないのにわざわざ公衆電話から家へ電話をかけて、母に笑われました。

 そんな時代から半世紀以上が過ぎた今、電話は各家庭に普及し、科学技術の進歩により多くの人が携帯電話を持ち、利用しています。固定電話は不要になりつつあります。物質的に豊かになるということは、100%よいことばかりとは思えません。あまりにも恵まれすぎて、ささやかな喜び、ささやかな幸せを感じる機会が失われているように感じます。ささやかな喜び、ささやかな幸せに気づくことは、とても大切なことだと思います。

2016年4月4日月曜日

京都桜情報2016-4夜桜

4月1日、2日、3日で、桜は満開となりました。京都のあちこちの桜を見て楽しんだ私達ですが、週末土曜の夜、Obinタクシー(娘)に乗って、京都一周の夜桜見物へと出かけました。
 始めに岡崎の疎水へ行きました。先日報告した時は5分咲きでしたがほぼ満開です。疎水の両岸には、美しい桜がライトアップされています。ちょうど観光の十石舟が通りました。舟から桜見物をするもので、夜桜見物の観光客がたくさん乗っています。平安神宮の鳥居のふもとの橋では、たくさんの観光客が夜桜の写真を撮っています。




 その先にある蹴上インクラインの桜も見事でしたが、ライトアップはされていませんでした。そのあと京都の東から西へと五条通りを走り、嵐山へ向かいました。渡月橋辺りでは観光客も歩いていましたが、9:00を過ぎたので桜のライトアップは終わっていました。そのあと、先日ブログに書きましたが、嵯峨野の広沢の池近くにある桜守の佐野藤右衛門さんの庭の前を通りました。何本もの大きく育った枝垂れ桜がライトアップされていたので、車を留めて写真を撮りました。


 そのあと、仁和寺、竜安寺、立命館大学の前の通り「きぬかけの路」を走って、京都の桜の名所として有名な平野神社へ向かいました。平野神社へ到着したのは9時を過ぎていましたが何本もあるソメイヨシノの下で、夜桜見物の宴が催されています。春休みの土曜日ということで、子供達もたくさんいます。宴もたけなわという雰囲気です。






  私達は車を留めて、平野神社の桜の下を歩きました。本殿前の参道にある古木の枝垂れ桜は、うっとりするほどの美しさです。




20分ほど庭園を歩き、帰途につきました。ちょうど満開のときに京都にいないことが多かった私達は、今年の桜見は各所で見ることができ、大満足でした。

2016年4月1日金曜日

京都桜情報2016(番外・桜守)

 京都市役所前に去年植えられた祇園枝垂れ桜が、小さい木ながらもかわいい花を咲かせています。円山公園にある大きな祇園枝垂桜の孫桜だそうです。桜守の佐野藤右衛門さんが植えられました。

市役所の南東角にあります







佐野藤右衛門さんの著書はたくさん出ています。桜守として有名な方です。京都・嵯峨野に広い造園の庭を持っておられます。ずいぶん前になりますが、四十年ほど前、叔母一家が嵯峨野に住んでいたので、叔母の案内でその庭を見学させてもらいました。いろいろな種類の桜が、見事な花を咲かせていました。京都の桜守といえば佐野藤右衛門さんのことで、円山公園の桜や、蹴上インクラインの桜など、また外国でも桜を育てておられます。東日本大震災の被災地を訪れて、桜を植えて、被災者の心の復興を支援し続けて五年が過ぎています。

 桜といえば日本の春、桜前線が南から北へと北上し、日本中が桜を愛でて、桜の美しさに酔いしれて、短い花の命に想いを寄せています。その美しい桜の姿の影には、佐野藤右衛門さんのような桜守の地道な努力があります。桜に対する愛情と情熱が伝わってきます。東日本大震災で被災された方々に、桜の花が笑顔を届けてくれることを願っています。

2016年3月31日木曜日

京都桜情報2016-3

 公式の開花予定を過ぎてもつぼみが固かった今年の桜ですが、ここ数日気温が上がり晴天が続いたので、お買い物のついでに上賀茂方面へ桜の様子を見に行ってきました。京大の北側、白川疎水通りを北へ入りました。そこには昔京都学派といわれた人たちの本拠地であった京大人文研の素敵な建てものがあります。東畑健三設計のスペイン風の名建築で、昨年改修されきれいな姿がよみがえりました。




  少し北に進むと疎水が現れ、北に流れていきます。この水は哲学の道の横にある疎水の延長に当たります。すぐ西側には京大のグランドがあり学生たちが球を追っています。この周辺は閑静な住宅地が広がっています。疎水はこの先高野川、賀茂川の下をくぐって紫明通りに入り堀川の源流になっていたそうです。その川沿いの並木道に桜が植えられています。5分咲きといったとこでしょうか。途中にヴォ―リス設計の駒井家住宅があります。




伝統的建造物に指定された駒井家住宅

この近辺は5分咲き


枝垂桜は満開です


 さらに北に向かって上賀茂神社へ回りました。平日にもかかわらず大勢の人出がありました。広い境内の中ほどに大きな枝垂桜の大木があり満開に近い状態です。鴨川沿いの桜も3分咲き程度で週末には満開近くになると思いますが、日曜日の雨が心配となっています。










2016年3月30日水曜日

テレビの思い出

 昭和30年(1955)頃、私の家にテレビはありませんでした。私が生まれ育った所は農村地帯でした。十五軒ほどの小さな集落でしたが、戦後という時代で、子供はたくさんいました。子供達はいつも一緒に、年上の子が小さい子の面倒を見ながら遊びました。大人達は、子供の名前はもちろん、年齢も、どの子がどこの子かということも熟知していました。
 子供達は、日曜日のある時間になると、村の一軒の家へ押し寄せました。村で唯一テレビのある家です。庭から縁側へ乗り出して、テレビの置かれている居間に、その家のおじいさん、おばあさんが座っておられるのを気にすることなく、ワーワー、キャーキャー言いながら、テレビを見せてもらったのです。どんな番組を見たくて、子供達はテレビに夢中になったのでしょう。おぼろげに覚えているのですが、番組名は思い出せません。テレビというものが珍しかったのです。大変な迷惑をかけていたのは事実です。その家には子供はいませんでした。おじいさんとおばあさん、元校長先生だったおじさん、その奥さんも含めて当時は専業農家でした。子供達からすれば、お年寄りの家族でした。十人もの子供達が、騒々しくテレビを見せてもらうのを、嫌な顔もせず、受け入れてくださいました。寛大、寛容なお年寄り達でした。時にはおやつも頂きながらです。



 その後、昭和34年(1959)四月の、現在の天皇陛下の御成婚を境に、各家庭にテレビが普及して、よその家へテレビを見せてもらいに行くことはなくなりました。現在では、一家庭にテレビが何台もあるというような状況です。物質的に豊かになった今の日本では想像できないような、懐かしく楽しく人情あふれる時代でした。

2016年3月29日火曜日

Well come to japan

東北大震災の後、訪日外国人の観光客が増え続けています。私たちが住んでいる京都では世界遺産の寺院など多くの観光地があるので、日ごろでも観光客が多いのですが、春のお花見のシーズンは格別です。皆さんよく調べてこられると見えて桜の咲きだした今週からその数が増えてきたように思います。先日三条近くの回転ずしの老舗の店に行ったのですが、8割近くが外国の方でどこの国かと見まがうほどです。店内ではいろんな言語が飛び交っているので世界中の人たちが凝縮されているような空間です。


席についた隣に若い外国の男性に声をかけたら南米チリから来たそうです。10皿くらい平らげて席を立ちました。そのあと席に着いたのは背の高い若いカップルでした。お茶の入れ方がわからないようなので声をかけたところ優しいひげ面のオランダ人でした。日本の回転寿司は初めてのようでしたが箸を器用に使って鉄火巻を食べていました。
 この店はガイドブックに載っているらしく外国のお客さんが多いのでメニューには英語、中国語、韓国語が書かれています。



帰り際後ろを見ると待ち合いの席も外国の方がいっぱいでした。週末には桜が8分咲きとなり外国の方の期待に応えられるようになるのを願っています。


2016年3月28日月曜日

京都桜情報2016-2

 10日前に京都三条の河津桜の状況を報告しましたが、今日やっと2回目の報告ができます。本命のソメイヨシノはやっと咲きかけといったところですが場所によっては3分咲きの木がありました。平安神宮西の冷泉通りの疎水沿いです。疎水は冬の間、白川砂がたまるので先週まで水を止めて川さらいをしていましたが、一気に水をためて川面の桜を映しています。

この木だけ開花が進んでいます。


ほとんどのソメイヨシノはこんな状況です


この冷泉通りには少し桃色の強い桜が咲いていました。


京都会館の西側にある大きな枝垂桜は満開を迎えています。


 お天気が続けばこの週末には絶好の花見になると思います。