2017年6月15日木曜日

一時間で大都会(京都駅前へ)

 京都のメインストリートといえば、四条通り、丸太町通り、烏丸通り、河原町通りです。京都市役所の近くで河原町通りに面していて、京都御苑にも近く、京都の中心地に住んでいると思っている私です。買い物や語学教室、ウインドーショッピング、散歩など、家の近くを歩くだけで、大満足していました。
先日用事があって、京都駅前まで出かけました。梅雨に入ったと発表された近畿地方ですが、爽やかな気持ち良いお天気が続いているので京都駅前まで歩いて出かけることにしました。知っているようで知らない京都の街を、キョロキョロしながら歩きました。こんな所に、小学校が、大きなお寺が、公園がと、新しい発見をします。京都特有の路地もそれぞれ個性があり、とても面白いと思います。小さな通りの名前を考えたり、歴史を思ったり、興味深いウォーキングです。国内外からたくさんの観光客を迎える京都では、ホテルや旅館が足らないとの市の発表で、どんどん宿泊施設が建築されています。歩いている間も、たくさんの小さな民泊施設が工事中というのに遭遇しました。名前は、ホテル、旅館、簡易宿泊所など、いろいろでした。町の変化を、敏感に感じます。

路地の奥にもcafeができています

歩いてちょうど一時間で、京都駅前に着きました。

梅雨時とは思えない青空です


駅の中は外国の方々と修学旅行生で一杯です


大都会さに圧倒されます。久しぶりに大都会へ来た感じです。駅前には、京都タワーがそびえ、駅ビルは新しく大きく立派です。たくさんの人が行き交う京都駅です。路線バスもたくさん走っています。観光バスも、長距離バスもたくさん走っています。駅前には、立派なオフィスビルもたくさんあります。京都の中心地に住んでいると思っていた私は、田舎から出てきたような錯覚を覚えました。

2017年6月14日水曜日

「金婚式」


金婚式を迎えることができたら
どんなに幸せだろう

半世紀を超えて
共に生きるとは
非常に難しく
稀有なことだ

神前式
仏前式
教会式
人前式

結婚式にはいろいろあるが
教会式での誓いの言葉には大きな意味がある

健やかなるときも病めるときも
喜びのときも悲しみのときも
富めるときも貧しきときも
死が二人を分かつまで
命ある限り
愛し敬い慈しみ慰め助け
真心を尽くし
貞節を守ることを誓います

結婚する者は胆に銘じたはずだ
人間は愚かだから
日々を重ねついつい忘れていく

山あり谷あり半世紀
ここまでの長いみちのり
唯々感謝するのみ

結婚する人へのアドバイス
覚悟を持って臨んでほしい

日々の小さな積み重ねが未来へ続く
お互いの愛情 信頼 尊敬 努力
感謝と思いやり

大海原へ出航です


金婚式を迎える日が来ることを願っています

2017年6月13日火曜日

あこがれの人

 毎週日曜日の夜にNHKで放送されている「ダウントンアビー」を楽しみにして観ています。イギリスのドラマです。以前ブログに書きました、イギリスの大女優マギー・スミスさんは、八十歳を超えてなお元気で現役女優を続けておられます。もう一人私のあこがれる大女優さんがいます。このドラマを見始めた時から、ファンになりました。家政婦長のヒューズさんです。物腰が柔らかく知性を秘めて慈愛にあふれています。今までずっと独身できましたが、最近執事のカーソンさんと結婚しました。その結婚生活の一部が、ドラマの中に出てきます。カーソンさんは、大きなお城のすべてに目を配り、粗相のないように気を張り巡らしています。仕事を完璧にこなしています。人間的にも立派で、貴族であるクローリー家に忠誠を誓い仕事をしています。カーソンさんとヒューズさんは、クローリー家に仕える人間として、パートナーでありお互いに尊敬し愛情も育っていたのです。お互いに理想の人と思い、年齢においても人生経験が豊富ならではの心の広い寛容な人ととらえ、念願の人と結婚し順風満帆のスタートでした。カーソンさんは、執事としてたくさんの使用人の上に立ち、注意したり指摘したり指導するのが当たり前になっています。仕事が全人格を作っています。ヒューズさんも、家政婦長としてたくさんのメイドさんを束ねています。知性を秘めているので出しゃばることはしません。慈愛でことを進めます。こんな二人が結婚したのです。結婚生活はどんなに理想的なものかと観ていた私は
カーソンさんにがっかりしました。彼の仕事での完璧といえる癖が、日々の家庭生活に出始めたのです。料理について、ベッドメーキングについて、細かいことまで、指示をするようになってきたのです。ヒューズさんは、今のところ怒らずに聞き入れていますが、カメラは彼女の表情を映し出しています。カーソンさんの発言に驚き、あきれている表情です。近々もめ事が起きるような予兆を感じます。ドラマでありながら、結婚生活の難しさを上手に描いていると思います。テレビを観ていて、ヒューズさんのファンである私は、彼女の気持ちがよくわかるので、ヒューズさんを応援したいと思います。こんな気持ちでいた私は、ヒューズさんの夢を見たのです。夢に理屈はありませんが、カーソンさんと違う夫と夫婦で登場し、私達が観光案内をして、楽しく親しくドライブをしているいという夢でした。本当に夢は不思議なものです。

2017年6月12日月曜日

「夢」

人はどうして夢を見るのだろう
大切な眠っている間に

楽しい夢
面白い夢
怖い夢
いやな夢
緊張する夢
悲しい夢

夢の中で私は笑う
夢の中で私は怒る
夢の中で私は泣く
夢の中で私は叫ぶ

人はどうして夢を見るのだろう
大切な眠っている間に

忘却の彼方にあるものを
引きずり出してくる
そして思い出させる
それは一生繰り返す

楽しい夢は何度でも
面白い夢は何度でも
怖い夢は真っ平ごめん
いやな夢は真っ平ごめん
悲しい夢は絶対見たくない

楽しい夢は大歓迎
面白い夢は大歓迎

夢は複雑な人の心をあぶりだす
生きる仮面の下の下
もっともっと深い下の下

夢で人間研究
夢で心理学

理論で解決
それは不可能

人に人の心は見えない
複雑な人の心は隠れている

人はどうして夢を見るのだろう
大切な眠っている間に

夢の中で私は笑う
夢の中で私は怒る
夢の中で私は泣く

夢の中で私は叫ぶ

2017年6月9日金曜日

映画「花戦さ」

 先日久しぶりに映画館へ行ってきました。映画館で映画を観るのは、何年ぶりのことかわからないほどです。たぶん二十年ぶりくらいだと思います。娘達が大学生の頃、映画館でアルバイトをしていたので何度も行ったのですが、それ以来ご無沙汰でした。映画館へ入り席に着くと、なぜかほっとしました。しばらくの間、映画だけに集中し没頭できるからだと思います。家のテレビで映画を観るのとは全然違います。


 広々空間とビッグスクリーンです。それが気持ち良く感じます。座席の座り心地も良い感じです。映像が映り始めました。宣伝と映画の予告に多くの時間をかけています。大きなスクリーンに大音響です。耳の良いポアロは、音が大きすぎると文句を言いに行ってこようかとぼやいています。うるさ過ぎると言い、ティッシュペーパーを耳に突っ込んでいます。聴力が落ちている私は、大音響の中に埋没しています。気になりません。私は久しぶりに映画を観るので、子供のようにワクワクして今か今かと上映開始を待っています。 



 今回観る映画は、「花戦さ」です。子供の頃から生け花に親しみ、生け花を身近に感じていた私です。母が、半世紀以上も携わってきた生け花です。母亡きあと、姉がそのあとを受け継ぎ頑張っています。数年前には、京都にある研修学院へ通った私です。華道家元三十一世池坊専好の花に生きる人生を描いた映画です。華道池坊は、今年五百五十五年の節目を迎えます。そこには長い長い歴史があります。池坊専好は、紫雲山頂法寺(通称六角堂)の僧であり、華道池坊の家元です。花をいける花僧です。戦国時代に活躍した専好(初代)は、立花(りっか)を大成させ、勇壮で迫力のある景色を眼前に広げる砂物と呼ばれる形の中で、大砂物をいけて武将たちを魅了します。映画の中で、織田信長や豊臣秀吉が驚く大砂物は、クレーンやドリルを使ってのダイナミックなものです。主人公の池坊専好を野村萬斎、心通じ合う利休を佐藤浩市、織田信長を中井貴一、豊臣秀吉を市川猿之助、前田利家を佐々木蔵之介、石田三成を吉田栄作が演じています。最後のシーンは、秀吉の権力に専好が生け花で立ち向かうというものです。天下人秀吉もうなるほどの、大砂物でした。この映画は、華道池坊が全面的に協力しています。映画が進行する中で、あっと思う瞬間がありました。華道次期家元池坊由紀さんが出演されていました。また京都市長も出ておられました。ほんの一瞬のことなので、あっと思った瞬間次の映像に変わります。音楽は久石譲でした。今年は六角堂が創建から1430年を迎えるそうです。日本文化の一つとして、生け花が永遠に続いていくことを確信しました。久しぶりの映画鑑賞はいいものでした。時々は行きたいと思っています。

2017年6月8日木曜日

読書の楽しみ「心の中の松阪」

 先日お亡くなりになった知人の医師から、紹介してもらった本を注文しておいたところ、届いたとの連絡を受けて早速受け取りに書店へ行ってきました。一気に数時間で読破しました。読み終えた私は、今興奮状態です。地元の小さな新聞に連載されていたのを、この春一冊の本にまとめ出版されたものです。私より四歳年上の中学の先輩であり、フランス文学者である柏木隆雄氏著「心の中の松阪」を読み終えました。  




著者は、工業高校を卒業してふるさとを離れ、一般企業に就職しますが数年で退職し、国立大学フランス文学部へ入り、パリ大学でも学ばれ、長年大学で教鞭をとられてきました。工業高校では、工業化学科に在籍されていたという異色の経歴をお持ちです。松坂城の大きな石垣を見ながら育ったという彼は、六人兄弟の末っ子です。七歳の時にお父さんが亡くなられ、お母さんは和服の仕立てで生計をたててこられました。家の前にあるお城跡に市立図書館があり、子供の頃から図書館でたくさんの本を読まれたそうです。後に仏文学を勉強しようと思った下地の一つは、この頃読んだフランスの劇作家エドモン・ロスタンの原作で、手塚治虫のマンガ「シラノ・ド・ベルジュラック」だそうです。昭和二十年代、三十年代のふるさとが、写真と彼のいろんな思い出とで綴られています。私が知っている先生方も登場します。友人のお父さんや先祖さんも登場します。知らなかったふるさとの昔を知ることができました。国学者本居宣長や小津安二郎映画監督など、郷土の偉人も登場します。梶井基次郎の「城のある町にて」も登場します。時が流れ、住む人も変わり、町の風景も変わっていきますが、その時そこに暮らした人のふるさとへの心象風景には、共通のものがあるように思います。本との出会いを頂いて感謝しています。

2017年6月7日水曜日

個性

 またまた自分の個性に笑いが止まりません。驚きあきれかえっています。先日八十歳を超えておられる友人と、久しぶりに会う約束をしていたので、約束の場所へ約束の時間少し前に着くように出かけました。友人の姿はありません。時間が過ぎていきます。10分が過ぎ15分が過ぎ、私はおかしいと思い始めました。彼女の性格はきちっとされた方だからです。彼女は携帯電話を使わないと言っておられたことを記憶しています。彼女の自宅の電話番号を控えてきていません。携帯電話に登録していたのですが、機種を新しくしてからまだ移していませんでした。家へ帰ったらわかるので、30分待って来られなかったら、家へ戻りご自宅へ電話しようと考え、待ち続けました。待つという時間は結構長く感じられます。私と同じように、約束した人を待っているような女性が近くにおられたのですが、その人は行動を起こしました。家へ電話して、会う約束の人の携帯電話の番号を、御主人に調べてもらっています。そのあと相手の人に連絡がついたようで、移動されました。ポアロは出かけているので、私はそれもできません。日にちを勘違いされているのか、時間をまちがえておられるのか、それとも約束を忘れておられるのかと、いろんな思いが頭を巡ります。しっかりされている彼女だからそんなことは考えられないしと、否定したり、私の胸の内は複雑です。25分が過ぎ、あと少しで帰ろうと思った時、携帯電話が鳴りました。京阪電車が人身事故のためストップしてしまったとのことです。再開までだいぶ時間がかかると聞いて、彼女は、私に連絡しなければと思いましたが、私の電話番号を控えていなくて、家へ戻ってから連絡が届いたのでした。会う約束は、延期となりました。

 用意周到なポアロは、「前日に電話かけた方がいいよ」と、何度も私に言っていました。私は気にせず電話をかけず、当日になりました。ところが想定外の事態となったのです。携帯電話を持っていながら、活用できませんでした。人の性格はいろいろです。ポアロのように用意周到な人と、私のように行き当たりばったりいいかげんの人と、その間に位置する人と、大まかに分類できそうです。「あんたは何やってんの!」と、大笑いする友達の顔が頭に浮かびました。

2017年6月5日月曜日

タイサンボクの季節

 梅雨が近づいているという情報がありますが今日もいい天気です。6月にはめずらしいさわやかな気候が続いています。アジサイの花はちらほらですが今日紹介しますタイサンボクは強い日差しを受けて大きな花を開いています。




場所は京都市役所のすぐ北隣、島津製作所の旧本社あとです、といっても5年ほど前にリニューアルされて今はレストランと結婚式場となっています。その時、竹とこのタイサンボクが植えられたのです。町中にはめずらしい背の高いタイサンボク、5本ほど植えられています。クラシックな建物とあいまってエキゾチックな風情を出しています。丁度バス停の後ろなのでバス待ちの人たちがめずらしそうに眺めておられます。写真を撮っていると「今年は少し早いですね!」と声をかけてこられました。まだ青いまん丸のつぼみもあります。まだまだ咲いていきそうです。






2017年6月2日金曜日

チャリダークラブ

 二日前から左目に飛蚊症の症状が出て、気分がよくない状態です。右目はもうずいぶん前から飛蚊症になっています。最初の頃はうっとうしくて困りましたが、老化であり治療方法は無いので気にしないようにと言われ、そのうちに気にならなくなっていました。落ち着いていたと思っていたところへ、左目です。気にしないようにと思っても、ちらちら視界に邪魔者が入ります。家の中にいると目が回るような感じになってきました。これはだめだ脱出しなきゃと思い、ポアロを誘いチャリダークラブとなりました。久しぶりのチャリダークラブです。昨夜大雷と大雨だった京都は、朝からカラッと晴れて、湿度は低く気温も下がり、気持ちのよいお天気です。いろんなルートがありますが、一番お気に入りの道を選びました。二条通りを東へ向かい、東山別荘群を通り、永観堂の前で鹿ケ谷(ししがだに)通りへ出ます。

野村美術館前の庭には菖蒲が咲き始めています

 東山の山並みを見ながら北方向へ走ります。遠くに比叡山も見えています。今出川交差点は、銀閣寺へ行く多くの観光客で賑わっています。今出川を横断し、京都大学グラウンドの東に広がる邸宅群の中を通り、グラウンドを見ながら疎水北流に沿って北上します。
邸宅群の中には京都大学人文研究所のかっこいい立派な建物があります。疎水北流に沿っては、並木道が続いており、並木のトンネルのようで気持ちの落ち着く散歩道です。今は新緑が広がり、目も心もほっとする場所です。京大グラウンドを見下ろす所からは、遠く西山も見えています。
 
疎水北流沿いの散歩道

京大グランドと遠くに愛宕山が見えています


並木道を左折して西方向へ向かいました。途中で叡山電鉄を渡ります。出町柳と鞍馬を結んでいます。ちょうど鞍馬行の二両編成の電車がきました。プチ旅を連想させるかわいい電車です。

鞍馬行きの電車を見送って

 踏み切りを越え川端通りで鞍馬口橋を渡り、高野川に沿って南下し、下賀茂神社へ出ます。
 
高野川は昨夜の雨で水量たっぷり



糺の森の中を通り抜け、出町柳の商店街で買い物をして帰りました。ここは昔ながらの商店街の雰囲気が残っています。


 今回のコースは、京都へ来られる観光客の皆さんが選ばれる定番の観光名所です。平安神宮~南禅寺~永観堂~哲学の道~銀閣寺~下賀茂神社~糺の森~出町柳です。今は梅雨に入る前の最高の季節です。今日のチャリダークラブは、ダイバージョナルセラピー(気晴らし療法)の一つです。チャリダークラブでうっとうしい気分がすっきりしました。所要時間は二時間、走行距離は約十キロでした。

2017年6月1日木曜日

気になる言葉(時代おくれ)

 この言葉について考えてみると、時代おくれのファッションとかヘアスタイルとか、遠い昔を思い出させる物とか、いろいろあると思いますが、人の生き方にも時代おくれといわれる場合があるのではないでしょうか。若い人のライフスタイル、生き方を見て、とても自分には理解できない、まるで頑固親父になったような気分になることがあります。そういう時、自分は時代おくれの人間なのかなと思ってしまいます。若い人から見れば、きっと時代おくれの人間なのでしょう。今は自由な時代です。人にどう思われようと、人の目を気にせず自分の生きたいように道を選べます。自由とは責任と犠牲を負うことだと思います。時代おくれの人間が何を言っても、聞く耳は持っていないことでしょう。
最近気に入った歌と出会いました。河島英五の「時代おくれ」です。1986年発表の作詞阿久悠、作曲森田公一のヒット曲です。三十年ほど前は、私も若かった時代です。この歌の歌詞に敏感ではありませんでした。河島英五は四十八歳で急逝していますが、ピアノの弾き語りを聞くと胸がジンとしてきます。大好きな歌になりました。時代おくれの人は生き方が不器用です。饒舌ではありません。しかしその人間性は魅力あるものです。この歌は男性を歌っていますが、人として私は大好きです。歌詞をかみしめながら聞いています。

「時代おくれ」

一日二杯の酒を飲み
さかなは特にこだわらず
マイクが来たなら微笑んで
十八番を一つ歌うだけ
妻には涙を見せないで
子供に愚痴をきかせずに
男の嘆きはほろ酔いで
酒場の隅に置いて行く
目立たぬように はしゃがぬように
似合わぬことは無理をせず
人の心を見つめつづける

時代おくれの男になりたい