2014年6月11日水曜日

六月の人気者

 今年も六月の人気者に会える日がやってきました。私達は早速会いに出かけました。
 京都の町の中を流れる鴨川は有名ですが、その右岸の今出川通の少し南辺りで水を引き込み地下をくぐり丸太町通りを過ぎたあたりで再び地上に顔をみせる川があります。みそそぎ川という幅5mほどの川です。

取水口

二条通りから北を見る、右側は本流鴨川

その下流は京都名物川床の下を流れていきます。さらにその一部は高瀬川の源流となります。そのみそそぎ川の二条大橋の北側の100メ-トルほどのところに、六月の人気者ホタルが飛んでいます。今年は例年よりたくさんいるそうです。

高瀬川の源流部

みそそぎ川のホタルを守り育てる会もあって、地元の人達は努力されています。カワニナというホタルのえさとなる貝もたくさんいます。

ホタルが好む岸辺

 川底のカワニナ?

私達は夜八時頃にみそそぎ川へ着きました。川の上流にも下流にも、ホタルが飛んでいます。真っ暗な中でホタルの淡い緑色の光が点滅します。幻想的です。私達のそばへも飛んできて、本当につかめそうです。近所の人達、大人も子供も感動の声をあげています。みそそぎ川の近くには、ホテルや旅館も多くあり、その宿泊客でしょうか、観光客も大勢いました。


 六月になると日本のあちこちから、ホタルのたよりが届きますが、京都では都市の真ん中でホタル観賞ができます。全国の中でも珍しいことと思います。

 京都では他にも、下鴨神社の糺(ただす)の森、哲学の道、白川でも、ホタルが飛んでいるとのことです。例年6月10日ごろかと思います。ホタルの写真を撮るのは至難の業らしく、上手に撮れませんでしたが見て下さい。来年は挑戦するとポアロ(夫)は言っています。

2014年6月10日火曜日

六月の花ふたたび

 いつかのブログに六月の花として紫陽花(あじさい)をとりあげましたが、今まさに梅雨の中紫陽花が美しく咲いています。京都市役所の前の通りは御池通(おいけどおり)ですが、両側にけやき並木が続いています。桜が終わる頃から新緑が出て、今はいきいきと青葉が繁ってきれいです。



市役所の前には、がく紫陽花が咲いています。白、ピンク、紫、青の小さい花が、かわいくきれいです。
 


 御池通を西へ進むと、けやきの足元に紫陽花が咲いています。富小路(とみのこうじ)と柳馬場(やなぎのばんば)の間に、青色の紫陽花がたくさん咲いています。見上げると背の高いけやきが、そして足元には紫陽花が咲いて、御池通を散策する私達を楽しませてくれています。




  この季節近くの道沿いにはいろいろな色の紫陽花が咲いています。









2014年6月9日月曜日

悲しい知らせ

 今朝早く悲しい知らせが届きました。フランスにいる娘のパ-トナーのお母さんが、今朝早く亡くなられました。持病をお持ちでしたが、遠い日本から来た私の娘と縁あって、新しい家族ができたことを喜んでおられました。私達も今年の夏はフランスへ行って、ご家族にお会いするのを楽しみにしていたところです。フランスと日本を結ぶ新しいカップル誕生を、皆が喜んでいました。私達がフランスへ行ったり、皆さんを日本へお迎えしたりという、計画を立てようと話していました。愛する人の旅立ちを見送るということは、残された家族にとって大きな深い悲しみです。私より二歳上のお母さんは、今の時代ではお若く、まだまだこれから先の日々があったのにと思うと残念です。国が違い宗教が違いk慣習が違い、何をどういうふうにしたらよいのか皆目わかりませんが、美しい花々を献花してほしいと娘に頼みました。遠い日本で私達にできることは、ただただ御冥福をお祈りすることです。

2014年6月8日日曜日

エストニア 知っていますか(2)

 コ-ヒ-とフル-ツポンチを出して、1時間半ほどいろんな話をしました。彼は41歳。両親は大学の先生で、お父さんは英語をエストニア語に、お母さんはドイツ語をエストニア語に翻訳して本を出版されているそうです。お姉さんはフランス在住とのことでした。 
エストニアは20数年前にソビエト連邦から独立したということを知りました。ネット電話のスカイプはエストニアで生まれたそうです。エストニアには高い山がなく(最高標高318メ-トル)、国土の約半分(50,5パ-セント)が森林だということです。日本についての知識は、高校の時に勉強したそうです。エストニアでは、日本語を習っている子供達がいるそうです。明日は朝から文楽を観に大阪へ行くとのことで、日本人よりも日本についていろいろ勉強されていると感じました。歌舞伎は前回来日した時に、東京で観たとのことでした。いろんなお話をする中で福島について心配して下さっていました。
 彼が帰る時、思いついて家にある「うちわ」をプレゼントしました。京都の祇園祭の絵が描いてある「うちわ」だったのでちょうどよかったです。「次回来られる時に、またお会いしましょう」と握手をして別れました。

 そのあと急いでエストニアの国について、インタ-ネットで勉強しました。
  国の面積は九州とほぼ同じ
  人口は約134万人(京都市より少なく奈良県とほぼ同じ)
  国土の約二分の一は森林
  1991年にソビエト連邦から独立
  公用語はエストニア語
  スカイプ発祥の地
  大関「把瑠都」の出身国
  バルト三国の一つ
  観光客は年間500万人
  首都タリン歴史地区は世界遺産
  経済状況は良好
  国の主な産業は観光産業・IT産業
  フィンランド(ヘルシンキ)から首都タリンへは高速船で1時間半
  今年(平成26年)3月上旬大統領夫妻が訪日された

 思わぬ出会いに私達は興奮しました。突然の誘いに応えて我が家へ足を運んでくれたお客様、エストニアの人と初めてお話ししました。エストニアについて、知識も少しは増えました。私達夫婦がおっちょこちょいなのかもしれませんが、とにかく異文化コミュニケ-ション万歳です。遠い国からのお客様に刺激を受けた私達は、これから日本の伝統芸能(能・歌舞伎・文楽など)を鑑賞したいと思います。いつか機会があればエストニアへ行ってみたいと、夢がふくらみました。


追記  昨夜彼からお礼のe-mailが届きました。

2014年6月7日土曜日

エストニア 知っていますか(1)

 エストニアという国を知っていますか。私は名前は聞いたことがありましたが、国名とバルト三国の一つということと、大関「把瑠都」の出身国ということしか知りませんでした。 
 


二日前のことです。びっくりする出会いがありました。私達は夕食を和食の店へ食べに行ったのですが、隣の席へ一人の外国人男性が座りました。食事の注文をする時に英語を話されたので、てっきり英語圏の人だと思い込みました。食事が始まり、その人は器用に箸を使って食事されます。私達は一足早く食事を済ませました。その人の箸の上手な使い方に感心し、思わず声をかけてしまいました。英語圏の方だと思い込んだのはまちがいで、エストニアの人だったのです。私達の下手な英語で何とか会話ができました。
 話によると日本へ来たのは二回目で、今回は二週間の休みで来たとのことです。ヘルシンキから関空への直行便で来日されたそうです。日本が好きになり、前回は松本・高山・和歌山高野山・城之崎温泉・奈良・沖縄の竹富島を旅行されたそうです。今回は東京・大阪・京都を回られ、古いお寺や神社へも多く行っているとのことです。小さい時から高校を出るまでピアノを習っていて、音楽の道での仕事を希望し、エストニアのラジオ局で働いているそうです。
 私がピアノ教師ということ、娘がフランスでピアニストとピアノ教師をしていることなどを話すと、音楽の話で盛り上がりました。その人もクラッシック音楽が好きで、私達に「好きな作曲家は誰ですか」と尋ねてこられ「ショパン・ベ-ト-ヴェン・フォーレ・ドボルザーク」と答えました。その後「日本の作曲家の名前を書いて下さい」と紙とペンを渡されたので「山田耕作・武満徹・芥川也寸志・黛敏郎・久石譲・加古隆・坂本龍一」と思いついた人の名前を書き上げました。後で落ち着いて考えたらもっとたくさんおられるのにと悔しく思いました。「坂本龍一は知っている」とのことでした。

 その人の雰囲気に好感を持った私達は「ここからすぐのところにある私達の家へ来ませんか、お茶でも一緒にどうぞ」と誘いました。彼は少し驚きましたが、親切な日本人の夫婦と理解したようで「ありがとうございます」と言い、狭くむさ苦しい我が家へ来てくれました。

2014年6月6日金曜日

今日は何の日

 今日6月6日は亡き父の誕生日です。十年前に亡くなった父が、今日の誕生日を迎えることができたなら九十八歳です。日本が世界一の長寿国となり、長命の方がどんどん増えています。日本の男性の平均寿命が七十九歳ですので、父はそれよりは長い寿命でした。
 そしてもう一つ今日6月6日は、京都平安神宮の神苑が無料公開されました。私達は朝から出かけました。すでにたくさんの人が列をなして、ぞくぞくと神苑に入っていきます。


 平安神宮神苑は、南神苑・西神苑・中神苑・東神苑の四つからなっています。それぞれの神苑は、四季の移り変わりを見せてくれます。春の南神苑は八重紅枝垂桜、初夏の西神苑は花菖蒲・かきつばた・睡蓮、秋の中神苑は紅葉、冬の東神苑は雪の泰平閣が見事です。



 今日はちょうど見頃に咲いているたくさんの花菖蒲を見ることができました。みなさん写真をたくさん撮っておられました。花菖蒲もいろんな色があります。白・薄紫・紫・赤紫など、色とりどりで背筋をピンと伸ばしたように咲き誇っています


 花菖蒲の咲いている池には、睡蓮もちょうど見頃で、色は白・ピンク・赤紫がありました。また河骨(こうほね)という名の花も黄色の花を咲かせていて、この季節は池全体がまるで開花宣言でもしたかのように、一斉に美しい花を咲かせていました。神苑に入ったところから、私は木々や植物の名前をメモに書き始めたのですが、その種類はあまりにも多くて整理できなかったので、またいつか報告したいと思います。






 西神苑から中神苑へ進むと、池にはかきつばたが満開で、この池にも睡蓮がたくさんありました。




 次に東神苑に進むと、尚美館(貴賓館)と泰平閣(橋殿)があります。二つとも古い建物です。尚美館を眺めながら池の周りを歩いて、最後に泰平閣を渡り出口に行くようになっています。


十年ほど前の春のことですが、「平安神宮紅枝垂桜コンサ-ト」に家族で出かけました。加古隆さんのコンサ-トで、彼の作曲した曲はNHKでよく流れていて、我が家族はファンになっていました。ライトアップされた紅枝垂桜を眺めながら、加古隆さんの演奏にうっとりと聴きほれたあの時を懐かしく思い出しました。舞台はこの尚美館でした。



 次に平安神宮神苑が無料公開されるのは、9月とのことです。また出かけたいと思っています。

2014年6月5日木曜日

「なんでも帳」

私のなんでも帳は歴史が古い
なんといっても四十年
結婚して早四十年
私のそばにあるなんでも帳は四十冊

何が書かれているか興味津々
たくさんの数字の羅列
主たるは家計簿
小さな数字がたくさん並ぶ
苦労のあとがうかがえる

私のなんでも帳はとてもカラフル
赤・青・緑・黄・黒
大事なことは目立つように赤で書く
次は青で書く
ところどころに緑・黄が入る
ベ-スは黒

私のなんでも帳は日記帳
その日のできごと
家族の行動
私の心の内
世の情勢
ところせましと下手な字が並ぶ

私のなんでも帳はミステリアス
私のなんでも帳はミステリ-
読解不可能
いろんな記号が並ぶ
○△□●▲■☆★※

シャ-ロックさん謎解きできますか
ミスマ-プルはどうですか
探偵ポアロはどうですか
アガサクリスティーさん何かヒントになるものありますか

私のなんでも帳は我が家の歴史
私のなんでも帳は我が家の年表

過ぎ去った四十年を教えてくれる

2014年6月4日水曜日

「ペチペチカタカタ」

私はブログ執筆家
誰かに呼ばれたわけじゃない
自称ブログ執筆家

深夜に聞こえる
ペチペチカタカタ
不器用な私がパソコンをいじる
ブログの原稿をパソコンに打ち込む
アナログ人間の私が先進機器に挑む

家中に響く
ペチペチカタカタ
ピアノで鍛えた私の指は天下一品
力を抜いて打てばいいのに
タッチの強さはゆるまない

家人はからかう
家人は笑う
そして家人は怒る
うるさいうるさい
ペチペチカタカタ

無我夢中
一心不乱
好きなことに没頭する私
仕事ではないのに
収入を得ることはないのに

好きなことは趣味の域
誰かが読んでくれる
それは喜び
誰かが読んでくれる
それは楽しみ

そして今日も明日も続く
ペチペチカタカタ

これからは日の入りまでに終えよう
家人と仲良くするために

いい音いい音

ペチペチカタカタ

2014年6月3日火曜日

「異国の丘」

テレビに映る異国の丘
美しい空
美しい海
美しい緑
どこでもドアを開けて
とんでいきたい異国の丘へ

テレビに映る異国の丘
美しい山
美しい川
美しい町並み
人なつっこい笑顔
どこでもドアを開けて
とんでいきたいあの人のもとへ

テレビに映る日本の風景
美しい心
優しい心
くじけない心
輝く笑顔

私と同じ想いの人がいたなら
どこでもドアを開けて
とんできてほしい

握手をしよう
温かな手で
手をつなごう
大きな手で
あなたと抱擁交わそう

両手を広げて

2014年6月1日日曜日

いよいよ猛暑酷暑へ

 今日から6月です。京都ではここ数日気温が35度を超えています。熱中症で死者も出ていると知って驚いています。これからますます気温は上昇するので、自己防衛をしなければなりません。シニアライフの人間は、無理をしないで、極力外出を最小限に控え、水分の補給を忘れないで、静かにじっとしている方がよいと思います。

 そんな暑い中でも、私は英語・フランス語の会話教室へ通っています。できる限り日陰を選び、ア-ケ-ドのある商店街を歩きます。土曜・日曜は多くの観光客が、京都を訪れます。日本国内だけにとどまらず、外国の方もたくさん来ています。私が自宅を出て帰宅するまでの間に、50人ほどの外国の方と出会います。私がわかる外国語といえば、英語・フランス語・ドイツ語・中国語・韓国語ぐらいです。意味はわかりませんが、耳に聞こえてくる外国語で、どこの国の人だとわかります。京都はインタ-ナショナルの町です。日本の古い都市、長い歴史を持った都市、魅力ある都市、訪れたい町、日本といえば京都へ、というほど外国の人に人気があるのがよくわかります。語学に堪能であれば、どんなに楽しく面白いかと思ってしまいます。英会話教室で一緒になった女性は、外国人を車で観光案内する仕事をしているそうです。需要が多くて忙しいそうです。外国語の力がもっともっと身についたら、ボランティアもできるのにと、自分の力の無さを嘆いています。たくさんの人込みの中を静かに歩きながら、耳を澄ませて、聞こえてくる外国語を、ひそやかに楽しんでいる私です。