新型コロナウイルスの猛威が続いています。安倍首相から「国内の感染拡大を防止するため、3月2日から春休みまで全国の小学校、中学校、高等学校、特別支援学校を臨時休校とすることを要請します」との発表があり、日本中が大混乱となりました。卒業式や修了式を目前に控え、全国の地方自治体は、時間の無い中決断を迫られました。100パーセントは不可能ですが、概ねは安倍首相の要請を受け入れた方向です。「子どもたちの命守るため」が大義名分です。
長い休みに入った子どもたち、とくに小学生は大変です。現代は共働き家庭が増えています。子どもたちだけでの留守番は心配です。低学年の子どもには無理があります。おじいさん、おばあさんの出番となりました。ニュースでは、長野から東京へ、おじいさんとおばあさんが孫たちを迎えにきている様子が報道されました。おじいさん、おばあさんの力を発揮する日が来ました。孫が小学生というおじいさん、おばあさんは、まだまだ若く元気です。頼もしい存在です。
おじいさん、おばあさんの助けを期待できない共働き家庭や一人親家庭の人は、仕事を休んだり、学童保育やベビーシッターを依頼しなければなりません。今回の臨時休校は、子どもたちだけの問題ではありません。日本国民総出で、国難に立ち向かわねばなりません。
いろんなデマや噂が飛び交っています。北海道から始まったトイレットペーパー品薄騒動は、全国に広がってきました。イタリアからのニュースでは、スーパーから食品や雑貨などすべてが売り切れとなり、住民の不安と戸惑いが報道されています。日本のニュースでも「買いだめはしないで下さい、心配はありません」と、言っています。思い出すのは、1973年(昭和48年)のオイルショックの時です。ペーパーや洗剤など白いものが、店頭から消えました。その噂を聞いて、スーパーへ走りました。かろうじていくつかは買うことができました。今回のデマや噂が飛び交っている中、ニュースで「買いだめしないで下さい」と言われても、商品が店頭から消えるということは、庶民にとって大きな不安材料です。一つでも二つでもいいから、買おうと思うのが人情です。私もその類です。近所のスーパーやドラッグストアの様子を見に行こうと思います。
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