日曜日は梅雨の晴れ間となり朝から気温上昇、35度を超えた模様です。5時ごろになり少し気温も下がったのを見計らって鴨川へ散歩に行こうと自宅を出ました。角の建物を曲がろうとしたとき、黒い石の階段に白いものを見つけました。近づいてみると蝉が穴から出てきてまだ時間がたっていない様子です。本来の色がなく、動かないでじっとしています。羽の少し緑がかった筋とオレンジ色の足を見るとクマゼミのようです。先日ニイニイゼミの声を聴きましたが、クマゼミはまだ早いように思います。
2m横には大きなケヤキがあり梅雨が明けると毎年クマゼミが大きな鳴き声を響かせるところです。都会の中、付近に土がないのにどこから出てきたのでしょうか?不思議です。梅雨明けにはまだ少し早いこの日、強い日差しと気温上昇で梅雨明けと思ったのでしょうか? 少し心配です。
そのあと鴨川の河原に出ると少し涼しい風があり多くの人が夕涼みに出てきているようでした。帰り道で半夏生のはなをみつけたのでカシャ! 半夏生とは夏至から数えて11日目、今年は7月1日がその日に当たるようです。日本人は自然とともに季節感を感じて生活しています。植物は正確に季節を刻んでいますが、先ほどのセミは少し早かったのでは!・・と思います。
今日同じ場所に行ってみましたがセミの姿は見当たりません。大きなケヤキの根本を見るとセミがはい出たような穴が2つありました。幼虫、さなぎと何年もこの下で暮らしていたのかと思うと都会のセミの強さに感心します。
街角の大きなケヤキ、セミはすぐ横の階段にいました |
ケヤキの足元にセミの穴が2か所ありました |
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