今日7月18日は「海の日」、朝から晴れて暑くなってきました。昼のニュースでは西日本の梅雨明けを報じています。例年より少し早いそうです。
昨日は祇園祭の山鉾の巡幸で盛り上がりました。この山鉾巡幸は町中の厄を集めて神様「素戔嗚尊」(スサノオノミコト)をお迎えし退治していただこうというものです。そこで祇園祭の本義である神幸祭は夕方5時に八坂神社を3基の神輿がお出ましになって町中を練り、四条の御旅所に24日の還幸祭まで滞在します。しかしその神輿が八坂神社を出るためには同じく「素戔嗚尊」を祭神とする久世の國仲神社の駒形稚児の到着を待たないとだめだという言い伝えがあるそうです。そこで神幸祭は駒形稚児の行列と3基の神輿が町中を練り歩くわけです。まず6時過ぎに太鼓の音が聞こえてきたので外に出ました。5時ごろには雨が降っていたようで道路は濡れています。二条通りを東から西へ長い行列です。
駒形稚児 |
神輿は7時半ぐらいに通過の予定なので一度自宅に戻り、7時過ぎに再び道路に出ました。まだかまだかと家々から人が出てくる方向を見ています。普段あまり会わないご近所の人とお話をするいい機会です。しばらくすると法被を着た世話役と先導の馬に乗った神官が来ました。警察は昼も夜も交通整理で大変です。まもなく中御座の神輿がやってきました。小走りの結構早いスピードです。商家の玄関には必ず八坂神社のお札が貼ってあります。要所要所では「差し上げ」といって重い神輿を高く差し上げて前後に大きく揺り動かして飾りの金属を鈴のように鳴り響かせます。瞬く間に河原町を横断して西に進んでいきました。
差し上げで神輿が踊っています(画面が揺れました) |
10時まえには再び神輿の掛け声が聞こえてきたので慌てて外に出ると今度は西御座の神輿でした。錦市場の地区が地盤なのか「錦」と書かれた提灯で飾られています。瞬く間に家の横を通り過ぎてしまったので、先回りで寺町まで行きました。
これで祇園祭の前半戦が終わりました。今日からは後祭りの山鉾の鉾建てが始まり後半戦に入ります。
0 件のコメント:
コメントを投稿