2016年5月12日木曜日

広岡浅子生家三井家発祥の地

 先日三重県松阪市にある広岡浅子の生家である三井家発祥の地へ行ってきました。松阪駅から歩いて10分ほどの所にあります。メインストリートである商店街に位置しています。昔の伊勢街道です。近くには蒲生氏郷が築いた松坂城があります。松坂商人として大成功を遂げた長谷川家、小津安二郎ゆかりの小津家も近くにあり、散策していると賑やかだったであろう往時の様子が伝わってくるようです。多くの松坂商人が才覚を表して、江戸へ店を出し、商いの成功者として、日本の財界へ登っていきました。それらのもとが松阪にあったのです。

三井家発祥の地

小津家の建物(三井家のすぐ近く、公開されています)

蒲生氏郷築城の松阪城



 今年(2016年)1月に、観光拠点として三井家屋敷跡に、「豪商ポケットパーク」がオープンしました。東屋の休憩所です。三井高利が興した三井越後屋の流れを汲む三越伊勢丹からはライオン像が寄贈されました。全長約2メートルのライオン像の説明書きには、ライオン「来遠」と書かれていました。三越のシンボル、ライオン像は、イギリス、ロンドンのトラファルガー広場のライオン像をモデルにしているとのことです。記念式典には、NHK「あさが来た」でヒロインを演じた波瑠さんが、ゲストで来場されトークショーがあったそうです。「あさが来た」が全国放送され、三井家発祥の地が、三重県松阪市の観光効果に力を発揮しています。

豪商ポケットパーク(暖簾の布地は松阪木綿)



建物内の説明

松阪城、本居宣長、伊勢街道などが案内されています

ポケットパークは松阪城と伊勢参宮道の交差点です



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