今、「あなたのお国はどちらですか?」と聞くと、国籍のある国名が返事として返ってきます。現代はグローバル社会です。地球的規模で国が捉えられています。
日本では少し前まで「お国はどちらですか?」と聞かれると、出身地の名を答えていました。今でも高齢の方はこの言葉を使っておられます。私もボランティアで出会った高齢の人から何度も尋ねられました。私は「伊勢の国です」と答えました。時代劇にはいろんな国の名前が登場するのでとても面白いと思います。誰でも知っているような名前は、いくつかはすぐ頭に浮かびますが、全部を覚えるのは大変です。尾張の国、三河の国、駿河の国、甲斐の国、武蔵の国、常陸の国、近江の国、美濃の国、飛騨の国、信濃の国、陸奥の国、出羽の国、若狭の国、越前の国、加賀の国、越後の国、丹波の国、因幡の国、出雲の国、播磨の国、備前の国、安芸の国、紀伊の国、淡路の国、讃岐の国、伊予の国、土佐の国、筑前の国、筑後の国、豊後の国、肥後の国、薩摩の国、摂津の国、河内の国など、もっともっとありますが、私が今までに住んだ地域や旅で訪れた場所などを書き上げてみました。結構行っているのだと今さらながら思っています。日本のあちこちを訪れて見聞を広めるのはとてもよいことだと思います。海外へも行きたいと思いますが、日本をもっともっと知る必要があるように感じています。
今、伊勢の国は燃えています。5月26日と27日に伊勢・志摩サミットが開かれます。世界に伊勢の国がクローズアップされ注目を集めます。これからもお国自慢はちょこちょこと報告させてもらいます。
「あなたのお国はどちら?」の問いに、ぜひ昔の国の名で答えてみてください。
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