2022年10月20日木曜日

零余子(むかご)

 零余子(むかご)、漢字で書くと難しいですがご存知でしょうか? 小料理屋では塩あじでゆでたものが突き出しに出たりします。数年前から家の垣根や電柱にまで巻き付いているつる草が夏に白い小さな花を付け、秋にこの実のようなものに気づきました。正しくはヤマイモのムカゴです。植物の茎が肥大化したものの総称のようです。このヤマイモのむかごはコメと炊き込んで零余子飯として晩秋の季語にもなっているようです。煮たり蒸したりすると皮はつるりとむけます。ごく淡白な芋の味です。


我が家では8月の中ごろに白いかわいい花が咲きます。ツルは細いですが強くて引っ張っても切れません。




10月になるとこのように茎にパチンコ玉程度の塊ができてきて、20日ごろになると茎を引っ張るとポロポロと落ちてしまいます。そのうちにこの根っこを突き止めて長芋を掘ってみたいと思います。




(ポアロ記)

 

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