先日久しぶりに京都へ行ってきました。コロナによる巣籠りが続き早二年半が過ぎました。郵便物を取りに行ったり、用事ができた時などは時々行っていますが、先日は久しぶりに街中を歩きました。寺町通りを二条から四条まで、おなじみの街歩きです。少しの間に街は変わっています。老舗の紙屋さんが、八百屋に変わっています。二階に書道教室まであった有名な紙屋さんです。どんなに時代が変わっても、伝統的な書の世界は不滅だと思っていました。寂しい限りです。
寺町通りを二条から四条まで、約1キロメートルほどです。途中の店も姿を変えたり消滅したりと、刻々と変わっているようです。古いお店がマンションに建て替えられるという工事現場も、いくつかあります。京都に住んで二十年が経っていますが、長年付き合いのあった郵便局も移転し、その跡地には立派な賃貸住宅が完成間近となっています。寺町通り約1キロメートルのメインストリートさえも、大きな変化を遂げているのです。時間がとれたら、もっともっと京の都の移り変わりを自分の目で確かめようと思います。時代の変化は、しょうがないことだと理解しつつも、寂しく悲しいものです。
(まるこ記)
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