先日NHKのテレビ番組「ダーウィンが来た」を見ていて驚きました。東京・奥多摩の大自然を動物写真家が夏限定のお宝探しをする内容です。その中で、真夏だけ光る謎の木が登場しました。よく見ているとたくさんのタマムシが飛んでいます。集まってきています。エノキの大木です。タマムシはエノキの葉が大好きです。天敵の鳥たちは、朝夕に活動します。タマムシたちは、身を守るために、昼間だけ活動します。真夏の太陽のもと、婚活パーティーです。メスを求めてオスは必死に追いかけます。健気な姿です。
テレビの映像を見ていて懐かしく思い出したことがあります。父はいつもタマムシの羽を大切に持っていました。自宅の藪にあるエノキにタマムシがいることを知り、ある日、落ちていた亡骸を手に入れたそうです。
私たちが実家の近くに家を建てて二十年が過ぎていますが、時々タマムシのきれいな羽が落ちていました。
そのたびにタマムシの存在を感じて喜んでいました。二年前のことです。お昼ごろエノキのまわりで飛び回るタマムシに気づきました。ポアロがあわてて写真を撮りました。
左の建物が我が家、右が10mくらいの高さのエノキです。 先端のところで数匹が飛び回っています。 (残念ながら小さくて写っていません) |
2階の窓から望遠で撮りました |
タマムシたちは健在でした。昔も今も、我が家のそばでタマムシが生息しています。感動します。遠い奥多摩まで出かけなくても、タマムシは身近にいるのです。この自然環境がずっと続くことを願っている私たちです。
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