我が家の土木学会部長(娘)の案内で、立梅(たちばい)用水へ出かけました。松阪市飯南町粥見~多気町丹生を結ぶ約28キロメートルの灌漑用水です。江戸時代後期の完成で、現在も一級河川櫛田川から水を運んでいます。最初に櫛田川の水の取り込み口である立梅井堰を見学しました。
井堰の反対側の丘の上には道の駅「茶倉」があり、井堰のある対岸とはつり橋で横断できます。そして井堰側にはキャンプ場とその売店がありました。
用水路を流れて広大な農地に水を供給し、発電や防火用水など地域住民のために貢献してくれています。地元の有志西村彦左衛門為秋らが和歌山藩へ請願したことから、立梅用水は完成に向けて動き出しました。先人たちの知恵と勇気は、後世へと引き継がれています。感動をもらいました。
(まるこ記)
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