先日安倍元総理が銃撃に倒れ帰らぬ人となりました。衝撃のニュースが日本を世界を駆け巡りました。大きな災害や事故が起こるたびに、人の命が奪われます。そのたびに脳裏に浮かぶことわざがあります。
「朝に紅顔ありて 夕べに白骨となる」
(あしたにこうがんありて ゆうべには白骨となる)
人の命のはかなさを言っています。命に永遠はありません。長短の差はありますが、
いつか必ず最期の時が訪れます。本人の意思に関わらず命が召されるのです。そのことを心に深く刻んで、覚悟を持って生きていかねばなりません。たった一つの大切な命です。一度きりの人生です。後悔することのないように、完全燃焼したいものです。
命の大切さをすべての人が、深く考え身につけるにはどうしたらよいのでしょう。医師であり、音楽療法で大活躍された日野原重明氏は、子どもたちに命の大切さを学んでもらえるように、「いのちの授業」を展開されました。聴診器を用いて心臓の鼓動を聞かせたりしました。命は自分の命だけではありません。人の命も大切な命です。社会問題になっているいじめも、根源は命の大切さが揺らいでいるからです。子どもたちが命の大切さを学ぶ場所はどこでしょう。家庭があり、地域があり、学校があり、社会があり、子どもたちを取り囲んでいます。未来に続く子どもたちは大切な宝です。
平和こそ人類の目標と掲げていますが、世界では戦争も無くなりません。ウクライナとロシアの問題も、たくさんの命が失われているというのに、誰も止めることはできないようです。救世主が現れることを願っています。
(まるこ記)
0 件のコメント:
コメントを投稿