我が家の野良部部長(娘)が植えた稲が、スクスク育ち穂が頭を垂れてきました。五個のバケツに三株ずつ植えたのですが、所狭しといった状況です。先日まだ道半ばですが、稲の育ちの様子を写真に撮りました。黄金色に輝く稲の穂は、美しいものです。
農家に育った私ですが、稲についての知識や興味関心好奇心がありませんでした。祖母や両親の労働のきつさは、そばにいた子どもとしてよくわかっています。実りに感謝して、収穫に感謝して、たくさんの人の労働に感謝して、今もお米一粒々を謹んで頂いています。その姿勢はずっと変わっていません。
家の近くには、田園地帯があります。どこまでも続く田んぼです。その光景は素晴らしいものです。日本の原風景だと思います。風に吹かれ、雨に打たれ、スクスク育って穂が重そうに見えます。実りの秋です。あと少しで収穫です。私の好きな言葉が頭に浮かびます。「実るほど頭を垂れる稲穂かな」です。そんな人間になりたいものです。
農業に魅力を感じていなかった私の娘が、「夢はファーマー」と言うのは意外です。私の父は、農業、酪農、養鶏、いろんなことをしてきました。娘は小さい時からいろんな話を父から聞いています。そんなことからも影響を受けたのかもしれません。今年はバケツ五個でしたが、毎年倍増するとのことです。銘柄はコシヒカリです。どれほどの収穫になるのかわかりませんが、炊きたてのご飯を頂くのが楽しみです。
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