昨日飛び込んできたニュースに驚きました。レバノンの首都ベイルートの大爆発事故です。映像を見る限り、テロが起こったのだと思いました。100人以上の人が死亡し、5000人もの負傷者が出たとの報道です。被害は都市の半分にも及んでいるとのことです。最大30万人が家を失った恐れと伝えています。刻々と被害状況や事故原因についても、詳細がわかってくることと思います。
レバノンの国について、国名と首都しか知りませんでした。ところが娘が渡仏してからたくさんの人に出会い、その中にレバノン出身の男性がおられました。日本人女性とパリで出会い結婚されて、日本暮らしも十年ほどされ、日本語はペラペラです。親日家の彼は、夏のバカンスを利用して毎年一ケ月ほど日本に滞在されます。奥さんの実家がある福島を拠点にして、日本のあちこちへ旅されています。京都も大好きになって、毎年京都を訪れておられます。4年ほど前には、お父さんと一緒に、京都へ来られました。私たちは、京都を案内して楽しい時間を過ごしました。ちょうど娘がフランスから帰っている時だったので、通訳を娘がしてくれました。レバノン人のお父さん(天文物理学者)とも話すことができて、感激したことを思い出します。日本語を上手に話す彼とは、初対面から打ち解けてリラックスしておしゃべりできました。コメディアンのように、いろんな話を面白、おかしく話される愉快な人です。ずいぶん笑わせてもらいました。私たちが3年前に渡仏した時には、ご自宅へ招待して頂きました。ワインやチーズにも詳しく、魚などの料理に腕をふるわれごちそうになりました。その後も、京都寺町通りでお父さんと彼にバッタリお会いするなど、また息子さんが京都へ来られた時には案内したりして、親しくおつきあいが続いています。
お父さんやお兄さんはパリ在住ですが、レバノンにはたくさんの親戚の方がおられます。また一家はレバノンに家もあります。親戚の方や友人などが、今回の大爆発事故に巻き込まれたのではないかと心配しています。すぐに娘は連絡を取り、親戚の方や友人などに犠牲者は出ていないと聞いたそうです。
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