2019年12月20日金曜日

クリスマス飾り(2019)-2


 河原町通りの華やかなクリスマス飾りと対照的な場所があります。自宅の近辺にある三つの教会がそうです。その対比を確かめるために、三つの教会へ写真を撮りに出かけました。
 一つ目は、柳馬場通二条上るにある京都ハリストス正教会です。クリスマス飾りは、何もありません。明治34年建立の福音聖堂は、日本正教会における現存最古の本格的な聖堂として、市の有形文化財に指定されています。クリスマス飾りは何もありませんが、クリスマスの集いの案内は貼られていました。



   
 二つ目は、御幸町通二条下るにある日本基督教団京都御幸町教会です。玄関先の樹木に、小さな黄色のイルミネーションが控えめにつけられています。ドアにはクリスマスリースが掛けられています。ヴォーリズの設計による、大正初期の古い教会です。こちらもクリスマスの集いの案内は、掲示板に貼られていました。








 三つ目は、河原町通り三条上るにある、カトリック河原町教会です。京都司教区のカテドラル、大聖堂です。こちらも華やかなクリスマス飾りはありません。小さな青色のイルミネーションだけです。主の降誕祭と書かれた案内が目をひきます。大聖堂の正面には、大きなステンドグラスがあります。色あざやかなステンドグラスは、外からでも見ることができます。 




 日本では、国民的行事となっているクリスマスですが、信仰を持っている人たちに申し訳なく肩身が狭いような気がします。

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