少し留守をしている間に、京都の紅葉は足早に進んでいました。2018年の紅葉を見なければと思い立ち、お弁当を買って大原へ出かけました。自宅から車で1時間ほどで着きました。大原には三千院もあり、寂光院と並び観光名所となっています。近くに道の駅大原の里があったので、お弁当を食べて、野菜や新米を買ってから寂光院へ向かいました。
寂光院の創建は古く、594年(推古2年)聖徳太子によるとのことです。天台宗の尼寺で、本尊は六万体地蔵尊です。2000年(平成12年)火災に遭いましたが、今は復元されています。
第三代住職は、建礼門院徳子です。平清盛の息女で高倉天皇の中宮、安徳天皇の母です。源平の戦いに破れ、壇ノ浦で滅亡した平家一門とわが子安徳天皇の菩提を弔い、終生をこの地で過ごされた閑居御所とされました。庭園は、平家物語ゆかりの庭園とされ、歴史に残る数々のものがありました。紅葉は見頃で、背後の山の緑に映えて美しく、京都大原の紅葉を楽しみました。
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