2018年10月9日火曜日

京都の誇り(ノーベル賞)


 日本人がノーベル賞受賞というニュースは、すべての日本人を大きな歓喜に包みこんでいます。26人目の日本人受賞です。本庶佑氏のノーベル賞受賞は、京都府民にとってまるで自分のことのように嬉しく名誉ある受賞です。同じ京都市民の方と知って、なおいっそう親近感をもって報道番組にくぎ付けとなりました。テレビでは、お人柄や素顔を伝えてくれます。ますます身近な人という感覚を抱いてしまいます。
 偉業を支えた信念、探求心です。自分の目で見て確かめる。頭で考えて納得する。決して諦めない。研究を継続するという研究への執念があります。「彼はまっすぐな人です。まっすぐな生き方をしています」と、長いつきあいのある方々がおっしゃっています。陰で内助の功を発揮され続けてこられた奥様の力も絶大です。奥様にも拍手を送りたいと思います。
 テレビでは、本所氏の六つのCというコンセプトが紹介されました。
   Courage   勇気
   Continuation   継続
   Challenge   挑戦
   Confidence   確信
   Curiosity   好奇心
   Concentrate   集中

 私は得意になって、英会話教室のWhat`s  news? で仕込んだばかりの言葉をしどろもどろで言いました。発音が難しくて先生に教えてもらいました。日本人としては、誇らしげな話題です。
 本庶氏の好きな言葉は「渾沌」だそうです。「研究の世界は、渾沌の世界」とおっしゃっています。偉大な人の言葉にはひきつけられます。何かが得られる気がします。外科手術、抗がん剤、放射線に続く第4のガン治療「免疫」の分野です。多くの人に明るい未来をもたらせています。探求心を貫く人生が、私達に光明をもたらせてくれています。

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