もうすぐ梅雨明け、日本の夏、盛夏がすぐそこに来ています。夏が近づくとこの歌がよみがえります。山本コウタローとウイークエンドの「岬めぐり」です。山上路夫作詞、山本厚太郎作曲、1974年の発表です。この歌を口ずさむと、私が今までに行った岬が思い出されます。二十代で行った北海道では、納沙布岬、襟裳岬、知床岬です。その後、旅行では、東北、能登、千葉、伊豆、九州、四国など、多くの岬をたずねました。犬吠埼、石廊崎、伊良湖岬、佐多岬、室戸岬、足摺岬、潮岬など、振り返るとこんなにも多くの岬めぐりをしたものだと、感心します。
8年ほど前に行った九州最南端佐多岬 太平洋 |
京都府最北端経ケ岬 日本海 |
経ケ岬灯台 |
海の好きな私は、岬に立ち青い海を眺め、大海原に魅了され、時を忘れるほどです。海は母であり、父のようにも思います。思い出の中の歌は、歌とともにその時の自分がよみがえります。時は一瞬、それが連なって今に至っています。私の好きな歌の多くが、山上路夫さんの作詞です。「世界は二人のために」「夜明けのスキャット」「二人でお酒を」「水戸黄門」「翼をください」「瀬戸の花嫁」「学生街の喫茶店」「ひなげしの花」「私鉄沿線」「大阪ラプソディー」「ある日突然」などです。
「岬めぐり」
あなたがいつか 話してくれた
岬を僕は たずねて来た
二人で行くと 約束したが
今ではそれも かなわないこと
岬めぐりの バスは走る
窓にひろがる 青い海よ
悲しみ深く 胸に沈めたら
この旅終えて 街に帰ろう
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