2017年7月5日水曜日

思い出の中の歌「岬めぐり」

 もうすぐ梅雨明け、日本の夏、盛夏がすぐそこに来ています。夏が近づくとこの歌がよみがえります。山本コウタローとウイークエンドの「岬めぐり」です。山上路夫作詞、山本厚太郎作曲、1974年の発表です。この歌を口ずさむと、私が今までに行った岬が思い出されます。二十代で行った北海道では、納沙布岬、襟裳岬、知床岬です。その後、旅行では、東北、能登、千葉、伊豆、九州、四国など、多くの岬をたずねました。犬吠埼、石廊崎、伊良湖岬、佐多岬、室戸岬、足摺岬、潮岬など、振り返るとこんなにも多くの岬めぐりをしたものだと、感心します。

8年ほど前に行った九州最南端佐多岬 太平洋

京都府最北端経ケ岬 日本海

経ケ岬灯台

 海の好きな私は、岬に立ち青い海を眺め、大海原に魅了され、時を忘れるほどです。海は母であり、父のようにも思います。思い出の中の歌は、歌とともにその時の自分がよみがえります。時は一瞬、それが連なって今に至っています。私の好きな歌の多くが、山上路夫さんの作詞です。「世界は二人のために」「夜明けのスキャット」「二人でお酒を」「水戸黄門」「翼をください」「瀬戸の花嫁」「学生街の喫茶店」「ひなげしの花」「私鉄沿線」「大阪ラプソディー」「ある日突然」などです。

「岬めぐり」
      あなたがいつか 話してくれた
      岬を僕は    たずねて来た
      二人で行くと  約束したが
      今ではそれも  かなわないこと

      岬めぐりの   バスは走る
      窓にひろがる  青い海よ
      悲しみ深く   胸に沈めたら
      この旅終えて  街に帰ろう



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